乃木坂46の齋藤飛鳥が24日、都内で行われた主演映画『映像研には手を出すな!』公開記念前夜祭舞台あいさつに、共演の山下美月、梅澤美波らと出席。齋藤が、後輩である山下・梅澤と親睦を深めるにあたり、自身が演じる「浅草」に力を借りたと明かした。

 本作は、「月刊!スピリッツ」(小学館)にて連載中の大童澄瞳による同名コミックを映画化。“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す、浅草みどり(齋藤)ら3人の女子高校生の姿を独特な世界観と共に描き出す。今年4月からは映画版と同じ主要キャストでドラマ版も放送された。イベントには桜田ひより、板垣瑞生、赤楚衛二、英勉監督も出席した。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、公開が延期となっていた同作。主演を務める齋藤は「『ついに来た』というよりは『ついに来てしまったか』という感覚」と公開日前夜に複雑な気持ちをのぞかせた。

 オファーを受けて初めて原作を読んだそうで「おもしろいし見たことのない世界感だな、すごいなと思ったんですけど、これを自分が演じるというのは想像がつかなかったし、最初は『私には無理です』とお伝えしていました」と、人気作の主役を演じることに自信が持てなかったという。

 「『絶対私以外に適役はいるので、その方にしたほうがいいと思います』というお話はさせていただきました」と打ち明けたうえで、それでも結果的にオファーを受けた理由を「作品にすごく魅力を感じたっていうのもありますし、スタッフさんの“映像研”に対する愛がすごくて、その愛に負けてしまって『やるしかない』と思いました」と語った。

 今作で共演するまで、齋藤とは「正直あまり仲良くなかった」という山下。「そう言うと語弊がありますけど(笑)、私と梅澤は同期なんですけど、飛鳥さんは5年も先輩なので気を遣うことも多かったり、しゃべることも少なかった」と説明し、「過酷な撮影が多かったので、3人で力を合わせないと乗り越えられないシーンもすごくたくさんあったので、知らず知らずのうちに、仲も深まって今ではなんでも話せる関係になりました」と笑顔を浮かべた。

 齋藤は、山下との関係について「私が気を遣わせてしまっているので、どうにかしないとなとは思っていた」と回顧。仲が深まるにあたって「(齋藤演じる)浅草に力を借りた感じ」と明かし、「“浅草氏モード”になったらちょっと子どもっぽくいられるし、(山下と梅澤の)2人に頼み事したりとかができたので、浅草のおかげで仲良くなったといっても過言ではないと思います」としみじみと振り返った。

 映画『映像研には手を出すな!』は9月25日より全国公開。