俳優の菅田将暉が主演を務め、SEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが共演する映画『キャラクター』の公開日が6月11日に決定。併せて本ポスタービジュアルが解禁された。

 もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら、しかも、その顔を"キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら? 本作は、そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描くダークエンターテインメント。

 漫画『20世紀少年』『MASTER キートン』をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志が、10年の歳月をかけて企画を練り上げた。メガホンをとるのは、『世界から猫が消えたなら』(2016)、『帝一の國』(2017)、『恋は雨上がりのように』(2018)などの永井聡監督。

 菅田が演じるのは、スケッチに向かった先で一家殺人現場に遭遇し、犯人を目撃してしまう主人公・山城圭吾。お人よしな性格ゆえに人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家が、殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄(ほんろう)されていく姿を、確かな演技力で繊細に演じる。

 そして山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角を演じるのは、本作が俳優デビューとなるFukase。また、山城が描いた漫画と事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介役に小栗旬。さらに、清田の上司・真壁孝太役を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人・川瀬夏美役を高畑充希がそれぞれ演じる。

 本ポスタービジュアルは、正義なのか悪なのか判断のつかない表情で正面を見つめる山城、憂色を浮かべた表情の清田、真壁、夏美たちの姿、そして彼らを飲み込むほどの存在として「絶対的な悪」=殺人鬼・両角の横顔が大きく配された強烈な印象のビジュアルとなっている。横目でこちらを見ている両角は美しささえ感じさせるが、「描いてはいけない、主人公だった――。」という言葉の通り、両角がいかに危険な人物かを物語る。それぞれの個性<キャラクター>を感じさせる極彩色に彩られる中、漫画のペンで描かれたようなタッチも施されており、狂気とスタイリッシュさを併せ持ったデザインが完成した。

 映画『キャラクター』は、6月11日より公開。