市川海老蔵主演で贈る特別ドラマ、十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』(フジテレビ系)が、今夜26日に放送される。今川義元の大軍を数的に遥かに劣る織田軍が打ち破り、日本史上最大の逆転劇と謳(うた)われ、織田信長を一躍戦国時代の主役に押し上げた伝説の一戦、“桶狭間の戦い”描く。

 市川が織田信長を演じるほか、三上博史、広瀬すず、中尾明慶、竹中直人、北村一輝、味方良介、鈴鹿央士、堀井新太、松田龍平、黒木瞳、佐藤浩市、そして市川の娘・市川ぼたん、息子・堀越勸玄も出演する。

 1560年、清洲城。27歳の織田信長(海老蔵)が「敦盛」を舞っている。同じ時、今川軍の先鋒・松平元康(後の徳川家康)は織田軍の砦(とりで)の前で、その采配を振るう時を待っていた。駿河の総大将・今川義元(三上)が織田家の領地・尾張を我が物にするべく、二万五千の大軍をもって進攻してきたのだ。

 前夜、今川軍に対し籠城策を訴える家老衆をあしらった信長は、翌早朝にたった5人の小姓を従えて清洲城から姿を消す。恐れをなして逃げたのだという生母・土田御前(黒木)に対して、濃姫(広瀬)は決して逃げたりはしないと言い切り信長の身を案じる。

 信長は木下藤吉郎(中尾)など信用できる者たちを動かし今川軍の情報を集め、義元が大高城に向かうのではなく、織田信長軍と戦う構えで桶狭間にいることを突き止めた。やがて、織田軍本陣に家老衆が軍勢とともに到着したが、その数は2000ほどで、今川軍との差は圧倒的だった。2万5000VS2000。果たして信長はどんな戦略でこの大軍に立ち向かうのか。奇跡の戦いが今始まろうとしていた。

 織田信長役の市川は、「今の時代に必要なヒントをこの『桶狭間』という作品の中の織田信長は持っていると思います。生きるということとか、さまざまなことが起こる世の中でどうあるべきかだとか、そういうヒントがこの人の生き方の中にはあるなと思います。信長の人としてのあり方、考え方、存在、周りの巻き込み方は共感できる部分がたくさんあると思いますので、そういうところを視聴者の方には感じていただきたいです」と話す。

 続けて、「織田信長、今川義元、斎藤道三、木下藤吉郎、濃姫…彼らが生きてきた歴史の中で、信長という、変化を求めた一人のカリスマが昇りつめていく。その姿は、変化が必要とされている今の世の中でも何かの役にたつのではないかと思います」とメッセージを寄せている。

 十三代目市川團十郎白猿襲名記念特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』は、フジテレビ系にて3月26日21時放送。