女優のアネット・ベニングと俳優のビル・ナイが夫婦役で共演する、第44回トロント国際映画祭正式出品作『幸せの答え合わせ』より、予告編とポスタービジュアルが解禁された。

 本作は、『グラディエーター』でアカデミー賞脚本賞を受賞したウィリアム・ニコルソンが、自身の両親との実体験をもとに脚本を書き上げ、自ら監督も手がけた家族のアンサンブルドラマ。アカデミー賞に4度ノミネートされ、ゴールデングローブ賞では6度ノミネート&2度受賞を誇る実力派女優アネット・ベニングと、『ラブ・アクチュアリー』で英国アカデミー賞に輝いた演技派俳優ビル・ナイが、結婚29年目に突然、夫の方から別れを切り出す夫婦を演じる。彼らの一人息子役には、ドラマ『ザ・クラウン』でチャールズ皇太子役を演じてゴールデングローブ賞を獲得し、ロエベやブルガリのアンバサダーも務める人気急上昇中の英国若手スター、ジョシュ・オコナーがふんする。

 イギリス南部、海辺の町シーフォード。この町で暮らすグレースとエドワードは、もうすぐ結婚29周年を迎えようとしていた。仕事を引退したグレースは詩集の作成に時間を費やし、エドワードは高校で教師をしている。

 独立して家を出た一人息子のジェイミーが久しぶりに帰郷した週末、エドワードは突然「家を出て行く」とグレースに別れを告げる。その理由を聞いて耳を疑うグレースとジェイミー。絶望と怒りに支配される母を支えるジェイミーも、自身の生き方や人間関係を見つめ直していく。そして3人それぞれの痛みは、思いもしなかった明日を連れて来る―。

 予告編は、愛情深く少し強引な母・グレース(アネット)が「私たち幸せよね?」と語りかけ、真面目で無口な父・エドワード(ビル)が「ああ、大丈夫だ」と答える場面からスタート。しかしその後、エドワードは「離婚したい」と突然の別れを切り出す。突然の離婚宣言に、人づきあいが少し苦手な息子ジェイミー(ジョシュ)はあ然とし、グレースは「29年も連れそって今さら?」と怒りをあらわに。続いて、家族3人がそれぞれ悩み戸惑いながらも、徐々に希望を見出していく様子が、美しい入り江の風景と共に描かれていく。なお、予告編のナレーションは声優・俳優の神尾晋一郎が担当した。

 ポスタービジュアルは、グレースがエドワードを後ろから強く抱きしめる場面と、グレースとジェイミーがそれぞれ神妙な表情を見せる姿を並べたもの。その横には「結婚して29年、夫から突然切り出された離婚話。人生に迷う夫婦と息子が、たどり着いた希望とは―」というコピーが添えられている。

 映画『幸せの答え合わせ』は6月4日より全国順次公開。