女優エマ・ストーンが主演するディズニー映画『クルエラ』より、続々と登場する豪華な衣装の舞台裏を捉えた特別映像が解禁された。

 本作は、ディズニーの名作アニメーション『101匹わんちゃん』(1961)に登場するヴィラン(悪役)“クルエラ”の誕生秘話を描く“パンクロック・エンターテインメント”。舞台は1970年代のロンドン。ファッションデザイナーを夢見る少女エステラは、1日でも早くデザイナーになるため、身を削りながら働き続ける。このままデザイナーへの道を歩んでいくと思われたが、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスとの出会いによって、彼女の運命が大きく変わり、次第にエステラは狂気に満ちあふれた“クルエラ“の姿へと染まっていく―。

 スタイリッシュな衣装がめまぐるしく披露される本作。劇中では、きらびやかで美しいドレスやシックな色味とスタッズを絶妙に組み合わせたパンクファッション、普段の生活にも取り入れられそうな、一つの衣装の中にさまざまな素材を使った遊び心満載の洋服など、ユニークで美しい衣装が登場する。

 今回解禁された映像で「衣装が役を作ってくれる」と語るのは、クルエラ役を演じるエマ・ストーンだ。少女エステラからヴィラン・クルエラへと変わりゆく物語が描かれる本作は、エステラがファッションデザイナーを目指してロンドンに足を踏み入れるところから始まる。エマの言葉通り、衣装はクルエラには絶対に欠かせない。斬新な発想力と才気あふれる創造力を持つエステラは、デザインの才能を生かして奇抜でユニークな衣装を作り、「私はクルエラ」と、大胆にも世の中に見せつけるようになる。

 エマも驚くファッショナブルな世界を作り上げたのは、『眺めのいい部屋』(2012)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)でアカデミー賞を2度受賞したコスチュームデザイナーのジェニー・ビーヴァン。大作を手掛けてきた彼女でさえ、「クルエラだけで、衣装は47種類。実に大仕事だった」と語るほど身をささげた本作の衣装。クルエラには欠かせない黒、白、グレー、赤色にこだわって制作された衣装は心時めくようなデザインばかりで、エマが身に着けるとその姿はクルエラ・ド・ビルそのもの。エマは「初めてクルエラになったときは写真を撮りまくったわ。自分に酔ってた」と明かしている。

 「ファッションは復讐(ふくしゅう)の手段なの」と語るエマ。エステラはデザイナーを目指して奮闘する中、ファッション業界における伝説的なカリスマデザイナーのバロネスと出会う。非情で厳格な彼女の下、エステラは頭角を現すが、やがてこの2人の関係が彼女の運命を大きく変え、バロネスとクルエラは“ファッション”を駆使して対抗することに。

 「衣装替えの度にお気に入りが更新される」と、バロネスを演じるエマ・トンプソンも感動を隠せない様子。奇抜で攻撃的な衣装が多いクルエラに対し、エレガントで気品あふれるデザインが目立つバロネス。衣装の色や形にもそれぞれのキャラクターが反映されており、本作において登場人物と衣装は切っても切り離せない存在だ。

 映画『クルエラ』は、映画館とディズニープラス プレミア アクセスにて公開中。