小中和哉監督が自らの商業映画デビュー作を俳優・鈴鹿央士の主演で35年ぶりにセルフリメイクした映画『星空のむこうの国』より、「lol‐エルオーエル‐」の主題歌「2 your world」を収録した予告編とポスタービジュアルが解禁された。

 本作は、不思議な出会いから始まる青春ラブストーリー。オリジナル版は1986年に小中が22歳で監督。小林弘利による小説が84年に集英社コバルト文庫より刊行されたが、小中から映画化を前提として執筆を依頼されたと明かしている。当時自主制作映画界で活躍していた小中の商業デビュー作で、若手映像作家の助成を目的として池袋文芸坐が出資し、公開にこぎつけた。女優・有森也実の事実上のスクリーンデビュー作でもある。

 鈴鹿が主人公の森昭雄役を演じ、モデル・女優の秋田汐梨がヒロインの理沙役を務める。共演は、男女混成5人組ダンス&ヴォーカルグループ「lol‐エルオーエル‐」の佐藤友祐、伊原六花、福田愛依、平澤宏々路、高橋真悠、川久保拓司。そのほか、1986年版『星空のむこうの国』で理沙を演じた有森也実が理沙の母親として登場する。

 天文部に所属する高校生の昭雄(鈴鹿)は2ヵ月間、同じ美少女が現れる夢を毎晩見ていた。ある日、現実の昭雄の目の前に、そのひとが突然現れる。彼女の名前は理沙(秋田)。理沙はある約束を果たすため、もうひとつの世界線に生きる昭雄のことを、ずっと呼び続けていた。理沙の純粋な思いが、星空の向こうの国から運命の人を呼び寄せたのだ。今宵は33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日。真っすぐに引かれ合うふたりは、同じ星空を見て約束を果たすことができるのか―?

 予告編は、教室で寝ていた昭雄(鈴鹿)が、親友の尾崎誠(佐藤)に起こされ「また同じ夢だろ?」と言われる場面がモノクロの映像で綴られるところから始まる。昭雄は毎晩見たことのない美少女が昭雄をじっと見つめて、何かを語りかけてくるような夢を見ていた。ある日昭雄は誠とバス通学の途中、その美少女を偶然発見。その瞬間、映像はカラーに切り替わる。

 その後は、「君に出会って世界が色づいた。」というテロップとともに、自分が交通事故にあって死んでしまった世界に入り込んでしまった昭雄が、理沙と「33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日」に交わした“ある約束”を果たすため奔走する姿が、主題歌「2 your world」に乗せて映し出されていく。

 ポスタービジュアルは、満点の星空を背景に、昭雄と理沙が寄り添いながら流星群を見上げる姿を切り取ったものとなっている。

 映画『星空のむこうの国』は7月16日より全国公開。