男性デュオ・スキマスイッチが、12日、東京・日清食品パワーステーションリブートでスペシャルオンラインライブを開催し、「全力少年」「奏(かなで)」など10曲を熱唱した。

 同所は、バンドブーム全盛期の1988年から1998年まで、人気アーティストが伝説的なライブを行ってきた場所で、昨年、日本で初めて音楽配信に特化したライブハウスとして再開した。

 同所では初となる2人がステージに登場すると、大橋卓弥がアコギを片手にブルージーに歌いはじめる。そこに常田真太郎らバックのサウンドが絡んでいく。1曲目はいきなり「ガラナ」、さらに間髪入れず「ユリーカ」突入すると、大橋は「配信ライブも久しぶりでね。まだ2曲しかやってないけど楽しいね!」とあいさつ。常田は冒頭からのハイテンションに「もう出し尽くしてる感じあるね」と笑う。「ここでやってみたかった」と語る大橋に、常田も「歴史を感じるね」と伝説のステージに立てたことを喜んだ。

 ステージからは視聴者のチャットも見れるようで、「これ見てると歌詞忘れそうになるわ」と、大橋もこの会場ならではのシステムに興味津々だ。今年4月に配信リリースされた「吠えろ!」ではサビにさしかかると「おおーおおー」とチャット画面で合唱が起こり、配信ならではの一体感が実現する。ここからはじっくり聞かせるバラードパート。「ボクノート」「青春」という2曲はノスタルジックな雰囲気に。

 後半は一気呵成のスパート。極上のバンドアンサンブルが炸裂するファンクナンバー「ゴールデンタイムラバー」、壮大な世界観を歌う「SL9S L9」では大橋が渾身のフェイクを披露する。「よっしゃまだまだいくよー!」という言葉にガッツポーズで応える常田。ライブ定番曲「Ah Yeah!!」で盛り上げる。

 ラストは彼らの動と静の代表曲を1曲ずつ。動はもちろん「全力少年」。はなればなれの環境でもチャット機能を使ってコール&レスポンスを行い、心の距離を近づけていく。カメラ目線でシンガロングの背中を押す姿には、スキマの優しさがいっぱいに詰まっていた。常田のピアノからはじまった「奏(かなで)」は秋へと移行する今の季節にぴったりで、発売から17年経っても色褪せることないJ-POPのクラシックであることを改めて感じさせた。

 スキマスイッチは、毎年恒例の「オーガスタキャンプAugusta Camp 2021」を今月25日に神奈川・横浜 赤レンガパーク 野外特設ステージで有観客とオンライン両方で開催。さらに、12月22日には単独での日本武道館公演「スキマスイッチ “Soundtrack”」を控えている。

■「スキマスイッチ SPECIAL ONLINE LIVE powered by J-WAVE」
2021年9月12日開催 会場:日清食品パワーステーションリブート
セットリスト

1. ガラナ
2. ユリーカ
3. 吠えろ!
4. ボクノート
5. 青春
6. ゴールデンタイムラバー
7. SL9
8. Ah Yeah‼
9. 全力少年
10. 奏(かなで)