俳優ニコラス・ケイジが主演し、園子温監督がメガホンをとった映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、園監督から“和製ニコラス・ケイジ”と称されるモト冬樹が主人公になりきって登場する特別予告が解禁された。

 舞台は架空の未来都市サムライタウン。悪名高き銀行強盗のヒーロー(ニコラス)はある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナーのもとから逃げ出したバーニスを連れ戻すよう命令を受ける。いったんはその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストランドまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内にバーニスを連れ戻すことが出来るのか―。

 本作は、2019年11月から12月にかけて滋賀県彦根市と京都の東映太秦撮影所ですべての撮影を敢行。実は当初メキシコで撮影する予定だったが、2019年2月に心筋梗塞で倒れた園監督の体調を気遣ったニコラス・ケイジが、日本での撮影を提案したことでオール日本ロケが実現した。

 今回解禁されたのは、予告編のニコラスの映像の一部をモト冬樹に差し替えた特別予告。モト冬樹バージョンの映像も、園監督がメガホンをとっている。

 まずは、この特別予告のメイキング&コメント映像からスタート。撮影現場でモト冬樹は、園監督本人が現れると「緊張しちゃうなあ」と恐縮。一方の園監督は、ニコラスにふんしたモト冬樹を見て「マジでそっくり。ここまで似るもんなんだ」と笑顔を見せ、「日本のニコラス・ケイジと言えばモト冬樹さん」と断言する。そして「ハリウッドの初日のようなつもりで今から撮影に挑みたい」と抱負を語った後、和やかな撮影風景が映し出されている。

 続いて、モト冬樹バージョンの特別予告が開始。ニコラスが「不可能だと?!必ずお前達を自由にする!」と勇ましく語る場面と、終盤で「サイコー!」と笑顔を見せる場面がモト冬樹に入れ替わっている。予告終了後は、主人公がママチャリに乗るシーンの、ニコラスバージョンとモト冬樹バージョンが並んで映し出されるおまけ映像も。真心を込めて敬愛するニコラス・ケイジになり切るモト冬樹と、モトのなり切りぶりに敬意を表し、モトを完全にニコラス・ケイジとして扱う園監督の姿が印象的な微笑ましい映像となっている。

 映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日より全国公開。