俳優の林遣都と女優の小松菜奈が初共演でダブル主演を務める映画『恋する寄生虫』より、本ビジュアルと予告編が解禁された。また、主題歌はラッパー・Awichの「Parasite in Love」に決まった。

 本作は、作家・三秋縋による15万部突破の同名小説(KADOKAWA)を原案に、心の痛みを抱えた孤独な若者の切ない恋愛を描く。林が極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾役、小松が視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり役を、それぞれ演じる。監督は柿本ケンサク。脚本は山室有紀子が担当する。

 極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に過ごす青年・高坂(林)は、視線恐怖症で不登校の少女・佐薙(小松)の面倒を見ることに。露悪的な態度をとる佐薙に閉口していた高坂だが、それが自分の弱さを隠すためだと気付き、共感を抱くようになる。クリスマスに手をつないで歩くことを目標にリハビリを始めた2人は、やがて引かれ合い、初めての恋に落ちていくが―。

 本ビジュアルは、背中合わせにモザイク状に並べられ交わらない2人の視線が、“虫”によって始まったいびつな恋を表しているデザイン。本物の恋なのか、操られた恋なのか―狂おしいほどの恋心を抱きながら、その感情の正体に戸惑う高坂と佐薙の表情が写し出されている。

 予告編は90秒版と60秒版の2種同時解禁。ダブル主演の林と小松の美しさを際立たせる映像美はもちろん、潔癖症の高坂が執ように手を洗っても洗ってもその手に菌が広がっていく描写や、視線恐怖症の佐薙を取り囲むように壁一面びっしりと目玉で覆いつくされている描写など、2人が苦しむ孤独な世界をビジュアル化するためにVFXを多用したインパクトある映像となっている。

 そして、「僕は一生ひとりだ。どうして自分は生まれたんだろう」「あたしもうすぐ死ぬんだ」「君は僕に命をくれたんだ」「あたしは忘れない、君のこと」など耳に残る印象的なせりふも、本作が普通のラブストーリーではないことを暗示する。

 主題歌「Parasite in Love」は、Awichが本作からインスパイアされ書き下ろした。楽曲名は、本作の英語版タイトルからとられている。「こんな世界消えればいいすぐにでも」「この悍ましき虫食いだらけの世界で僕は虫けら扱いで、でも君がいれば薬みたいに全ては和らいで」といった歌詞が、孤独を抱え世界の終わりを願う高坂と佐薙の心を思わせるエモーショナルな楽曲に仕上がっている。

 映画『恋する寄生虫』は、11月12日より全国公開。