俳優の林遣都と女優の小松菜奈が14日、都内で開催された映画『恋する寄生虫』の女性限定試写会トークイベントに、柿本ケンサク監督とともに出席。林が小松と写真を撮る時の悩みを明かした。

 本作は、作家・三秋縋による同名小説(KADOKAWA)を原案に、心の痛みを抱えた孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しいラブストーリー。林が極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾役、小松が視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり役を、それぞれ演じる。

 映画で鍵となる“クリスマスイブ”の約束にちなみ、クリスマスツリーが用意されたが、林は「こうしてクリスマスツリーをたくさんの人と共有しづらい時期なので、皆さんと一緒にクリスマス気分を味わえてうれしいです」と観客に向かって爽やかな笑み。小松は「今年あっという間だったなと、クリスマスツリーを見て思いました」と感慨深い様子で明かした。

 今回は、心に痛みを抱える役柄を演じ切った林と小松が、SNSで募集した若者の等身大の悩みにアドバイスをおくる企画を開催。「虫が苦手。好きになるには?」という10代女性の悩みがあげられると、林は「僕も虫は得意ではなくて。最近は見た目が嫌なものでも拒絶するのではく、みんな生きているんだと感じています。蚊もそう思って逃がして」と答え、「(蚊は)パチンしないです」と告白。それを受けて小松は「私はしますね。血を吸われているのでそこは容赦なく」と笑いを誘い、「好きにならなくてもいい。みんな嫌いなものはあります」とアドバイスを送っていた。

 また10代女性の「幼なじみの同性の好きな女の子に思いを伝えるべきか」という悩みに対して、林は「タイミングを見極めて。関係が崩れるのが悲しいなら踏み出さなくていいし、勇気を持って伝えることで傷ついてしまうかもしれないけど、踏み出した自分を讃えてほしい。必ず何かが前に進むはず」と凛々しい表情。小松は「モヤモヤしているなら、少しずつでも伝えたほうが納得いくし、その先に何かの答えが出せるはず」とエールを。

 さらに、30代女性から「写真を撮られる時に自然な表情を出すコツは」という相談が出ると、小松は「お仕事をしていても慣れない」と明かし、「取材で遣都さんと写真を撮っていただく時も『向かい合って』と言われると照れくささがあります」と本音を告白。アドバイスに悩んだ小松に答えを求められた林は「僕も写真はずっと苦手で。菜奈ちゃんと撮ると、自分が素人みたいな感じに見えるくらい、菜奈ちゃんがキマるんです」と苦笑いし、「僕は口に力が入ってつぐんでしまうので、少し口を開けています」とアドバイスを送っていた。

 映画『恋する寄生虫』は11月12日より全国公開。