中国時代劇『王女未央‐BIOU‐』のティファニー・タンが伝説の皇后を演じた歴史超大作ドラマ『燕雲台‐The Legend of Empress‐』。中国でTV視聴率&配信ランキング で1位を獲得した本作の日本上陸を前に、これまでの歴史ドラマとは一線を画す見どころとヒットの理由を紹介してきたい。

■ 総製作費は67億円! 遊牧民族の国・遼を再現

 67億円もの製作費が投じられた本作は『ミーユエ 王朝を照らす月』の脚本家ジャン・ションナンの原作・脚本で、遼の発展に寄与した伝説の皇后・睿智蕭(えいちしょう)皇后=蕭燕燕(しょうえんえん)をヒロインにした本格歴史エンターテイメント。

 これまでの中国時代劇ドラマでは正面から取り上げられることのなかった中国史上初の征服王朝であるモンゴル高原の遊牧民族・契丹(きったん)人の国・遼にスポットを当て、彼らの歴史や文化を鮮やかに再現した。契丹人の暮らす大自然の風景、見事な金細工による装飾品や贅沢な衣装などを映し出した大スケールの映像美は圧巻。

 そんな過去のドラマとは一線を画す目新しい豪華歴史絵巻となった本作への反響は大きく、ドラマランキング1位、テンセントビデオ星光大賞で視聴者が選ぶドラマ・オブ・ザー・イヤーに選ばれる大ヒットを記録した。

■ 実際にあった皇后と臣下のラブストーリーに胸アツ

 ヒロインの蕭燕燕は、遼の第五代皇帝・耶律賢(やりつけん)=景宗(けいそう)の皇后として政治手腕をふるい、幼くして即位した息子の第六代皇帝・聖宗(せいそう)を導いた皇太后として歴史に名を残す才媛。一方で、当時の書物には彼女が漢人の重臣だった韓徳譲(かんとくじょう)と幼なじみの恋人だったことが記されており、民族も身分も違う2人のロマンスには様々な伝承が残されている。

 ドラマはそんな歴史や伝説を踏まえて、蕭燕燕、韓徳譲、耶律賢をめぐる切なくドラマティックなラブストーリーと、愛する人と引き裂かれても常に信念と志を失わずに国を支えていく蕭燕燕の生き様を描き出していく。こうした力強いヒロイン像は多くの視聴者の感動と共感を呼び、テンセントビデオ星光大賞のドラマキャラクター・オブ・ザー・イヤーに選ばれるほどの人気と支持を集めた。

 また、残忍な暴君だった第四代皇帝・穆宗(ぼくそう)に取って代わろうと熾烈な権力闘争が巻き起こるサスペンスも本作の大きな見どころの一つ。さらに、蕭燕燕とその2人の姉、蕭胡輦(しょうこれん)、蕭烏骨里(しょううこつり)というタイプの違う三姉妹が、初代皇帝の血を引く3つの血族の男たちにそれぞれ嫁いだことで、目の離せない愛憎劇が繰り広げられていく。

 野心と愛の狭間で心を揺さぶられながら皇位を目指して戦う夫たち、それを支える三姉妹。家族を選ぶか夫を選ぶか、究極の選択を迫られる彼女たちの決断は? 時に敵となり味方となる三姉妹の複雑な関係性は見応えたっぷり。多面的な人間ドラマと権力のシーソーゲームに注目だ。

■ ショーン・ドウ、ジン・チャオはじめスターキャストが集結!

 壮大な群像劇でもある本作には日本でも人気を誇る中国時代劇スターたちが大挙出演。『王女未央‐BIOU‐』を大ヒットさせたトップ女優ティファニー・タンが蕭燕燕の若き日から晩年までを熱演し、韓徳譲を『楚喬伝(そきょうでん)〜いばらに咲く花〜』、『海上牧雲記 〜3つの予言と王朝の謎』のショーン・ドウが、耶律賢を『如懿伝(にょいでん)〜紫禁城に散る宿命の王妃〜』、『白華の姫〜失われた記憶と3つの愛〜』のジン・チャオが演じる。

 さらに、『瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』のカーメイン・シェー、『民初八行伝 〜正しき反逆者たち〜』のタン・カイといったベテラン勢や、『花と将軍〜Oh My General〜』のション・イールン、『陳情令』のモン・ズーイーといったスターたちの共演も見逃せない。

 『燕雲台‐The Legend of Empress‐』のDVD&Blu‐rayは、11月3日(水)リリース。現在DVD&Blu‐rayリリースを記念して、公式YouTubeにて第1回が特別公開中。