女優の松井玲奈が主演する映画『よだかの片想い』の追加キャストとして、藤井美菜、織田梨沙、青木柚、手島実優、三宅弘城の出演が発表された。

 本作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説(集英社文庫)の映画化。主人公の理系女子大生・前田アイコを松井が演じるほか、中島歩が共演する。監督は、長編映画監督デビュー作『Dressing Up』(2012)で第14回TAMA NEW WAVEのグランプリや第25回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞した安川有果。

 前田アイコ(松井)の顔の左側にはアザがある。幼い頃から、からかいや畏怖の対象にされ、恋や遊びは諦めていた。大学院でも研究一筋の生活を送っていたが、「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本が映画化されることになり、友人の編集者の手引きで、監督の飛坂逢太(中島)と会う。彼の人柄に引かれ、作品にも感動するアイコ。飛坂への片思いを自覚してから、不器用に距離を縮めていくが、相手は仕事が第一で、女性にも不自由しないタイプ。アイコは飛坂への思いを募らせながら、自分のコンプレックスとも正面から向き合うことに…。

 今回解禁となったのは、前田アイコを演じる松井、飛坂逢太を演じる中島の脇を固める個性豊かなキャスト5人。

 アイコの大学の先輩で、いつも明るくアイコと自然に接し、さりげなく気にかけて恋愛相談にも乗ってくれるお姉さん的存在のミュウ先輩を藤井美菜。アイコの幼なじみで、アイコが登場する本の出版社の編集者であるまりえを演じるのは織田梨沙。アイコを慕う後輩・原田には青木柚。アイコの本が映画化されるあたり、その作品の主演を務めることになる女優・城崎美和を手島実優。そして、アイコを優しく見守る大学の研究室の教授・安達を三宅弘城が演じる。

 本作は、10月30日より開催される第34回東京国際映画祭の「アジアの未来」にてワールドプレミア上映される。

 映画『よだかの片想い』は、2022年全国公開。