映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2013)でアカデミー賞4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督の最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、ティモシー・シャラメ、ビル・マーレイほか12名の豪華キャストそろい踏みのキャラクターポスターが解禁された。

 突如急死した編集長の追悼号のため、個性豊かな記者たちによる選りすぐりのストーリーが描かれる本作。

 今回到着したキャラクターポスターは、劇中で描かれる4つのストーリーに登場する12名(ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、ジェフリー・ライト、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、レア・セドゥ、ティモシー・シャラメ、リナ・クードリ、マチュー・アマルリック、スティーヴン・パーク)の俳優陣が演じるキャラクターたちをフィーチャーしたもの。

 ビル・マーレイが演じるのは、フレンチ・ディスパッチ誌の編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr。アーサーは「泣かない」がモットーだが実は人情家。本作ではそんな彼の心あたたまるエピソードが振り返られる。

 ティルダ・スウィントンが担当するのは、フレンチ・ディスパッチ誌の記者の一人であるJ・K・L・ベレンセン。美術界の表も裏も知り尽くした批評家でもある彼女が、第一話「確固たる名作」を執筆する。フランシス・マクドーマンドは、私生活に秘密を抱えた高潔なジャーナリストのルシンダ・クレメンツ役。彼女は学生運動を取材し、第二話「宣言書の改訂」を執筆する。

 ジェフリー・ライトは、<美食>を追求する祖国を追われた孤独な記者ローバック・ライト役。彼はグルメレポーターとして向かった取材で大事件に巻き込まれてしまう、第三話「警察所長の食事室」を執筆する。オーウェン・ウィルソンは、どこへでも自転車で出かける無鉄砲な記者エルブサン・サゼラック役。編集長アーサーはサゼラックを気に入っており、彼にはついつい甘くなる。

 そのほか、「確固たる名作」のエピソードからは、ベニチオ・デル・トロ演じるモーゼス・ローゼンターラーが登場。ローゼンターラーは服役中の凶悪犯にして、作品が超高額で取引される天才画家。同エピソードには、エイドリアン・ブロディとレア・セドゥも登場。エイドリアンが演じるのは、画商のジュリアン・カダージオ。カダージオは服役中にモーゼスの絵に出会い、商売上手の腕でモーゼスを世界に送り出そうと画策する。レアが演じるのは看守のシモーヌ。彼女はモーゼスの才能を目覚めさせたミューズであり、数奇な過去も持つ。

 「宣言書の改訂」のエピソードに登場するのは、ティモシー・シャラメ演じるゼフィレッリ・B。ゼフィレッリは学生運動のリーダーでカリスマ性を放つが、女性には弱いという可愛らしい一面も持つ。学生運動の会計係のジュリエットにはリナ・クードリ。気の強い性格がキュートで、ゼフィレッリとの青春あふれる掛け合いに注目だ。

 「警察所長の食事室」のエピソードには、マチュー・アマルリック演じる一人息子をこよなく愛するシングルファーザーで美食家のアンニュイ警察署長が登場。アンニュイの部下の警察官にして、お腹まで満たす伝説の“名シェフ”ネスカフィエをスティーヴン・パークが演じる。

 本作にはこのほかにも、エドワード・ノートンやシアーシャ・ローナン、ウィレム・デフォー、クリストフ・ヴァルツ、ジェイソン・シュワルツマンといった豪華キャスト陣が、まさかの役どころで出演。個性とユーモアあふれる愛おしいキャラクターたちが、アンダーソン監督の世界観でどんなストーリーを届けてくれるのか期待が高まる。

 映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は2022年1月28日より全国公開。