AKB48加入13年目を迎え、バラエティ番組でも大活躍中の大家志津香。4月1日には初のグラビアDVD『ぼくの、MERMAID。独占中!』(コペル)を発売した。沖縄で撮影した同DVDには、大家の元気いっぱいの姿や大人っぽい姿など、あらゆる表情が盛りだくさん。今回、クランクイン!トレンドでは、DVDの見どころはもちろん、AKB48やファンに対する思い、そして「卒業」のことまでたっぷりと話を聞いた。(取材・文:山田果奈映/写真:松林満美)

■「私は“こじはる”だ!」と思いながら撮影した大胆なポーズも

――DVD発売おめでとうございます! AKB48加入13年目にして初のDVDリリースとなりますが、発売が決定したときはどんな気持ちでしたか?

 なんで私が?って思いました(笑)そういう路線でやっていなかったので「なんで私にその話がきたんだろう」という疑問が大きかったです。DVDを出すメンバーってかなり少ないので、それに選ばれたことは率直にうれしかったです。

――ファンの方も楽しみにしていらっしゃると思います。

 なかなか見る機会がない姿もあるので、ファンの方は喜んでくれると思います!

――DVD撮影にあたって準備したことや撮影中に気をつけたことはありますか?

 グラビアのDVDを観る機会がないので、どういうものなのかわからなくて。ほかのグラビアアイドルさんのサンプルをたくさん観ました。お尻をカメラに向けたり、胸を揺らしたりするのを観て「こういうのやんの!?」って最初は凄く不安になりました(笑)。でも、実際撮影してみたら、結構さわやかな、初級のグラビアをやらせていただきました(笑)。自然体で楽しみながら撮影できました!

――DVDの見どころや、おすすめポイントを教えてください。

 全部なんですけど、髪型を衣装に合わせて全部変えていただいたので、七変化というか。大人っぽいのとか元気なのとか…普段あまりしない高めのふたつ結びとかもしたので、髪型に合わせたいろんな表情がみれると思います。

――セクシーなカットもありますよね。

 そうですね。「私は“こじはる”だ!」って思って撮ったカットもあります(笑)。ヘアメイクさんから「私、しーちゃんのことこじはるだと思ってヘア作ってるから」って言われたので、「じゃあ私もこじはるだと思って臨もう!」と思って(笑)。恥ずかしいと思う時もあったのですが、「私はこじはるだ」と思って、結構大胆なポーズとかやりました。自分にしてはがんばりました!

――2回目があるとしたら、どんなことをやってみたいですか?

 海が好きなので、モルディブに行ってみたいです。今回は水着とか多かったんですけど、食べ歩きとかもしたいなって。もっと身近っぽい、普通の日常。すっぴんからメイクしてとか、全部のプライベートを見せるとかもいいかなと思います。

■AKB48が好き! 今は卒業する理由がない

――グループ加入13年目ということで、メンバーの中でも長い歴ですが、今のAKB48についてどう思いますか?

 やっぱりアイドルは、ずっと全盛期っていうことがなかなかないと思うので、AKB48は1回全盛期みたいなものから落ち着いたとは思うんです。だからこそ、「これからどうしていけばまた東京ドームに立てるか?」とか、メンバー同士で話すことが増えて、今はすごく団結していると思います。

 ちょっと前はAKB48の活動ももちろんありますけど、個々の活動が忙しくてみんなが揃うってことが少なかったんです。でも、今はチームが一丸となって、またもう一度!って、みんなで同じ方向を向いているという感じがしますね。

――長い期間の活動の中で、卒業を考えた時期もあるのでしょうか。

 ずっと長く一緒にやってきたメンバーが一斉に卒業して、新しく入ってきたメンバーのほうが多くなった時に、疎外感を感じて、“卒業”が頭をよぎったこともありました。将来を考えて、というよりは「これ以上グループにいるべきじゃないんじゃないかな」っていう面での卒業を考えたことはありますね。でも、後輩とも仲良くなって一緒にいても違和感がなくなったし、まだもうちょっといさせてもらってもいいかなって(笑)。

――今は卒業について考えることはありますか?

 難しいですよね。私は人生設計をあまり考えていなくて、風の向くまま気の向くまま、自分が楽しいと思うことをやっています。いつまでに卒業、とかも昔から考えてなくて。

 以前は、選抜メンバーに入れたら卒業してもいいかなっていう考えもあったんですけど、卒業したらやっぱりファンの方と会う機会が減っちゃうので…それが嫌で(卒業する気持ちに)ならなかったですね。ファンが0人になったら、卒業しようかな(笑)。AKB48が好きだし、楽しいし、本当に今は卒業する理由がないです。

――グループ活動において、大家さんと同じく長い期間在籍しているメンバーの存在も大きいですか?

 めちゃくちゃ大きいです。もし(柏木)由紀さんが卒業したらぐっとくると思います。また(卒業を)考える時期がくるかもしれないです。私が入ったときにはもう由紀さんはいたので、ずっと同じ景色を見ていた人がいなくなるというのは大きいです。支えてもらっています。

――今までの活動を振り返って、ご自身のターニングポイントはどんなときでしたか?

 「選抜総選挙」がずっとあって、そこが“存在する意味”を感じられる場所でもありました。でも、ずっと圏外で「いる意味あるのかな」って思うこともあったんですが、2016年の「NHK紅白歌合戦」の選抜メンバーが決まる視聴者投票の結果が12位だったんです。そのときは本当にうれしかったです。

 数字がすべてではないですが、そこで目に見えたことで「やってきてよかったな」と思いました。実を結んだ感じがしましたね。

――大家さんはファンの方との距離感も近いですよね。改めてファンはどのような存在ですか?

 自分のファンの方は本当に家族みたいな感じで、なんでもさらけ出せます。研究生の頃は、自分を作ってるというか、よく見せよう、とかあったんですけど、やっていくにつれて、ファンの方をもっと信用してもいいんじゃないかと思って、ありのままの自分を出すようになりました。もちろんそれで離れていった人もいますけど、今応援してくれてる人は、私のことを本当に知っている上で応援してくれている人なので、本当に家族みたいです。私生活を全部見せてもいいと思ってるくらい、素を見せている相手です。

――とても信頼があるんですね。

 あります! ファンの方はすごく近い存在だと思ってます。プライベートで会ってるわけじゃないのに、友達みたいな感覚です。親に会う回数より、ファンの方と会ってる回数の方が多いですからね(笑)。


 どんな質問にもきちんと目を見て、笑顔で前向きな答えをしてくれた大家。何よりも人生を楽しんでいること、ファンの方やAKB48を大切に思っている気持ちが伝わってきた。これからどんな顔を見せてくれるのか、彼女の輝く未来が楽しみで仕方ない。