あっという間にお正月休みも終わり、普段の生活に戻りつつある方も多いのではないでしょうか。

お正月につい食べすぎ&飲みすぎてしまい、ダイエットしないと……と考えている方も多いかもしれません。しかし、食べるのが好きなダイエッターにとって、食事を減らすダイエット法は辛いもの。

そこで今回は、“食べない”ではなく“食べる”に焦点を当て、腸内環境にアプローチしやすい食材を、美容ライターの継田理恵さんがご紹介します。

■腸内環境とダイエットの関係って?

痩せている人と太っている人では、腸内フローラに違いが見られると聞いたことはありませんか? 近年、“デブ菌”、“痩せ菌”という言葉も出てきたように、腸内細菌のバランスを整えてよい状態を保つことが、ダイエットのカギとなることもあるといわれています。

一般的に悪玉といわれる菌ばかりが増えて、腸内環境が乱れると、食べ物の消化や栄養の吸収がうまくいかず代謝が低下することも。お通じトラブルも抱えやすくなり、ダイエット成功への道がなかなか開けなくなるのです。

では、腸内環境にアプローチしやすい食べ物をご紹介しましょう。

 

■1:ビフィズス菌・乳酸菌

腸内環境を整えるために、厚生労働省もすすめているのがビフィズス菌と乳酸菌を含む食品。腸内にもともといる善玉菌をダイレクトに補給することで、腸内細菌のバランスの調整効果が期待できます。

これらの菌は腸内にある程度の期間は存在しても、住み着くことはないとされています。そのため、毎日続けて摂取し、腸に補充することが勧められます。

さらに近年、乳酸菌にはダイエット効果も期待されているそう。

ケンブリッジ大学のオンラインサイトに掲載されている論文によれば、肥満の男女125名を対象に、24週間のあいだ乳酸菌サプリメントを1日2カプセル飲ませたところ、なんと女性の減量スピードが約2倍になるという結果に!

 

■2:発酵食品

先の乳酸菌やビフィズス菌を含む食品として、発酵食品が挙げられます。鈴木祐著の『最高の体調』によれば、ロンドン大学が約4,500人の男女を10年にわたり追いかけた観察研究では、下記のような結果が出たとのこと。

普段から発酵食品をよく食べる者ほど心疾患や糖尿病にかかりにくく、早期死亡率も低いことがわかったのです。

日本人になじみの深い、納豆や味噌、漬物などの発酵食品を、積極的に摂るようにしたいですね。

 

■3:食物繊維

腸内環境を整える方法として、厚生労働省がすすめているもう1つの方法は、腸内にもともと存在する善玉菌を増やす作用のある、オリゴ糖や食物繊維を摂ること。

消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内にもともと存在する善玉菌に、好きな炭水化物の「エサ」を優先的に与えて、数を増やそうという考えです。オリゴ糖は、大豆・たまねぎ・ごぼう・ねぎ・にんにく・アスパラガス・バナナなどの食品にも多く含まれていますので、これらの食材を食事に取り入れると良いでしょう。

食物繊維が豊富な食品でおすすめなのが、さつまいも。ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど栄養豊富です。

 

今回は、ダイエット中におすすめの腸活食品をご紹介しました。腸内環境を整えて、健康的に理想のボディを目指しましょう!

【画像】
※ Anetlanda/shutterstock、継田理恵

【参考】

※ Gut Microbiota from Twins Discordant for Obesity Modulate Metabolism in Mice – Science

※ 腸内環境と健康 – e-ヘルスネット

※ Effect of Lactobacillus rhamnosus CGMCC1.3724 supplementation on weight loss and maintenance in obese men and women – CambridgeUniversity Press

※ 鈴木祐『最高の体調』(2018) – クロスメディア・パブリッシング

※ この記事は、公開日時点の情報です。