去る5月30日、絵描き屋こときもだは再び長久手の森「モリコロパーク」にて立っておりました。ミラフィオーリとは、チンクチェント博物館主催による2010年から開催されたイベントであり、今回で11回目となります。参加資格は欧州車であること。それ以外は年式の制約も一切ありません。

前回のミラフィオーリの開催が2020年11月でしたので、もうやるのか?そう思われる方もいるかもしれません。実は本来はこちらが本当の開催時期であり、前回の開催がコロナ禍により引き延ばされた結果だったということです。前回に引き続き今回も危ぶまれたりしましたが、愛知県を中心に各地からさまざまな車両が今年も駆けつけてくれました。

■厳しい環境における規模縮小を余儀なく・・・

今回もまた厳しい状況下での開催には変わらないといったところですが、関係者や参加者の尽力により開催に至ることができました。このところ自粛等で中止に追いやられるイベントが本当に少なくありませんが、それだけが正しい対策や姿勢とは必ずしもいえないと思うのです。

そのこともあり、現状では大規模イベントでない限り、開催は問題なく可能ということからあらためて検討をはじめたそうです。モリコロパーク側とも綿密に打ち合わせを行い、会場全体を完全に囲んでやることが望ましい…といった話もあったそうです。そのため、各車両の配置は1台ごとの間隔を大きく空け、もちろん入場時の感染対策や消毒の徹底も行いました。

しかし、会場を囲うといってもイベントと無関係な一般の方も来られるモリコロパーク内においてそれは現実的ではありませんでした。代替案として会場内周囲に訪れた一般の方も含め検温と確認アンケートの徹底、それに付随しての完了した方には腕に付けるリボンを用意し、未確認の方を会場内にいないようにすることで同等の状態を作り出していました。

やらない、やらせないではなく、いかにして安全に行えるようにしていくか。これこそが今イベントだけではなく、社会に求められている事なのではないでしょうか。

それでも例年通りとはいかず台数の縮小やプログラムの変更等も余儀なくされました。

■じっくりと見ることのできる楽しみ

今年のテーマは「フィアット&アバルト」。出展者のスペースが広がる奥側の会場では、新旧フィアット、アバルトモデルが大集合!熱気にあふれておりました。

現行の500やアバルトが多く参加する中、アウトビアンキなどのアバルトモデルも参加。何よりも、会場の本部テントの近くにはゲストの嶋田氏と西山氏(両氏ともにネコ・パブリッシングでお仕事をされていた同僚でもあります)がお二人で自走してきたヌォーヴァ500を展示。道中の紆余曲折やあわやの向かう途中での参加断念!?の危機があった話を語っていただきました。

同車両は「参加者に楽しんでいただくために乗ることもできます」との言葉に、多くの参加者が車両に収まった自身の姿を画像に納めていました。また会場では、恒例のトークショーやJ WOLFさんによりサウンドデモンストレーションが行われ参加者を楽しませていました。

参加車両もスペースを広く取った分多くの車両と参加者がゆったりと過ごすことができたことにより穏やかに時間が流れていきます。 

■今日の1枚 

もちろん絵描きも仕事をしております。今回は絵描き屋が選んだ車両ではなく、ご依頼のあった車両からTVRタスカンスピード6という車両。1999年にデビューした英国車で3.6リッター直列6気筒エンジンのスポーツカーです。

TVRという非常に個性的な車両を生み出す会社の車両の中でもかなり個性を放つモデルです。マジョーラカラーと呼ばれる見る角度や光の加減でその都度色合いを変える塗装はもちろんオリジナル。ボンネットも2重に展開する個性の塊のような車両でした。

はたして絵描き屋見事マジョーラに見える仕上がりで描けたでしょうか?オーナーの方が気に入っていただけているので、大丈夫かと思います。

■そしてまた次回・・・

楽しいときというモノはあっという間に流れるものです。初夏の日差しに近い空の下で行われたミラフィオーリも15時には閉会となります。

アナウンスに従って1台、また1台と隊列を組みながらゆっくりと会場を後にしていきます。厳しい状況下で開催されたものの参加された方々はやはり来てよかったという笑顔でステアリングを握ります。

あらためてイベントだけではなく、社会生活として我々はいかに行っていくかが仮題になっていくのではないでしょうか?

本部前では閉会前の最後のお楽しみとしてじゃんけん大会が行われ、主催者や協賛社からの賞品が渡されていきました。絵描き屋も一品ご用意させていただきました。とはいっても用意というよりこれからなのですが。

ええ、じゃんけんを勝ち抜いた方の車両を描かせていただきます。宿題を抱えつつも絵描きは次の目的地へと向かいま

▲本部にて売られていたチャリティ缶バッジ。売上金のすべてがコロナ救済の基金に寄付される

 

▲ユニールオパールのブースに置かれていたtwizy。EVであるはずのこの車両がなぜoilメーカーのブースで?答えはブレーキオイルとミッションの減速機で必要だとのこと


■ミラフィオーリ 総合ポータルサイト
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■きもだ こよし プロフィール
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[ライター・撮影/きもだ こよし]