23日の中日戦で、先発・岡田は6回まで無安打無四球の好投を見せた。球場の緊張感が高まった七回、先頭の京田に二塁打を許すと、大島にも適時打を打たれ、マウンドを降りた。

 大粒の汗を浮かべながらベンチに戻り、試合を見つめる岡田に席を譲り、両肩を揉んだのは中村祐。1月の自主トレの時からずっと岡田にアドバイスしてもらっていた後輩が、大記録を逃した先輩を優しく出迎えた。

 試合後も悔しさをにじませていた岡田だが、力強い投球で中日打線をねじ伏せたその姿は、中村祐にとっては何よりのお手本になったに違いない。