「ゴルフ選手権」(10月5、6日、広島県三原市・グリーンバーズGC)



 男子プロの部は立花亮(30)=広島CC=が通算10アンダーで大会初優勝を飾り、賞金150万円を獲得した。女子プロの部は金田律子(28)=フリー=が通算1アンダーで並んだ植田梨奈(23)=賀茂CC=とのプレーオフを1ホール目で制し初優勝。賞金80万円を手にした。

 「まさか優勝できるとは。すごくうれしいです」。金田は満面の笑みで優勝カップを掲げた。初日8位からの逆転V。最終日は3バーディー、ノーボギーの69でトップに追いつくと、プレーオフ1ホール目で金田はパー、植田がボギーをたたいて決着した。「プレーオフは勝つ自信があった。ワクワクしながら楽しんできた」と強心臓ぶりを発揮した。

 岡山市出身。山陽女子高卒業後、プロテスト合格を目指し、これまで4度、最終テストに進んだが、涙をのんできた。ドライバーの平均飛距離が270ヤードの飛ばし屋で、ピンを果敢に狙うアイアンもセールスポイント。明るい性格で、だれからも愛されるキャラクターの持ち主だ。

 現在は12日から始まったプロテスト2次予選に臨んでいる。「優勝でいい弾みがついた。今年こそ(最終テストに)合格したい」と決意も新た。姉の愛子(40)も今回の広電オープンに出場しており、8位に入った。05年のプロテストに合格している姉は「とてもかわいい妹。テストでも頑張ってもらって、いずれは2人でツアーに出場したい」と願う。

 姉の後押しも受けて練習に励んでいる金田は「強くて勝てる選手に。そして、みんなから愛される選手になりたい」と将来の姿を思い描く。広島の地で飾った初優勝が、その目標に向けての大きな一歩となる。