「ゴルフ選手権」(10月5、6日、広島県三原市・グリーンバーズGC)



 男子プロの部は立花亮(30)=広島CC=が通算10アンダーで大会初優勝を飾り、賞金150万円を獲得した。女子プロの部は金田律子(28)=フリー=が通算1アンダーで並んだ植田梨奈(23)=賀茂CC=とのプレーオフを1ホール目で制し初優勝。賞金80万円を手にした。

 初日にたたき出した9アンダー63のビッグスコアが効いた。2位と3打差で最終日をスタートした立花は後半スコアを落とし、一時は2位の石川に1打差で詰め寄られたが、2オンに成功した17番パー5でバーディーを奪って逃げ切りV。「初日のスコアが大きかった。メンバーにも恵まれて楽しくプレーできた」と表情を緩めた。

 前週は来季ツアーの出場権を目指して1次予選会に臨んだが、最終日最終ホールで3パットして敗退。「調子が良かっただけに、かなりショックだった。この1年はローカル大会で頑張っていくしかないと思った」矢先にショックを吹き飛ばす優勝を手にした。

 三原市出身。10歳からゴルフを始め、如水館高を経て進んだ名古屋商科大では中部学生などを制した。2年で大学を中退して広島CCの研修生となり、14年のプロテストに合格。しかし、ツアー出場を目指していた16年に病魔に襲われる。悪性リンパ腫と診断され、約8カ月間にわたって抗がん剤治療を受けた。その後は再発していないが、今も定期的に検査は受けている。

 来年2月には第2子が生まれる予定。「家族も増えるので頑張って稼がないといけない」。現在は試合の傍ら、練習場などでのレッスンで生計を立てている。次戦は広島県オープン(21日開幕)。17年には病魔からの復活を告げる優勝を飾った思い入れのある大会でもある。「調子はいいので狙っていきたい」と地区オープン2連勝を目指す。