北朝鮮国営の朝鮮中央通信は6日、日本の防衛費が過去最大となったことに対して、「海外侵略戦争の準備を完成するための日本反動層の策動」と非難する論評を配信した。

日本の防衛省は9月30日、2021年度政府予算案の軍事費概算要求について5兆4898億円とし、6年連続で過去最大を更新した。

論評はこれに対して、「絶えず増大する軍事費、『専守防衛』の原則から外れた『自衛隊』武力の先制攻撃能力強化、攻撃型武力としての『自衛隊』の海外進出拡大は明白に、軍事的覇権を握って海外侵略に踏み出すところに目的を置いたものである」と述べた。

また、「諸般の事実は、日本反動層の軍国化野望、再侵略野望が日増しにいっそう露骨になり、危険極まりない域に至っていることを示している」と指摘した。

そのうえで、「20世紀にアジア大陸を血で染め、朝鮮人民と世界の人類に前代未聞の反人倫的罪悪を働いた日本が、またもや歯ぎしりする過去の侵略史を再現しようとすることを絶対に許すことができない」と強調した。