北朝鮮の新義州(シニジュ)と中国の丹東を結ぶ国際貨物列車が、25日に運行を再開したと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

この貨物列車は、北朝鮮が2020年1月に新型コロナウイルス対策で国境を封鎖したことから、運行が中断されていた。今年1月に運行を再開したものの、中国国内での新型コロナの感染が拡大したことから、4月29日に再び中断していた。

運行再開を巡って、中朝両国が協議を続けてきたが、予定より遅れて150日ぶりの再開となった。

丹東の貿易関連の情報筋は、丹東駅に1ヶ月以上留め置かれていた新義州行きの11両の貨物列車が、25日の午前7時、貨物を満載して出発したと伝えた。

また、丹東と新義州の両税関も25日から業務を再開した。ただし、全面的な運行再開なのか確実ではないと情報筋は述べている。さらに、現在は新義州駅に停車中の列車に、中国に輸出する商品が積み込まれるのかも注目する必要があるとした。

北朝鮮に持ち込まれた貨物の行き先について、情報筋は言及していないが、まずは郊外にある大規模な防疫施設「国家西部物流総合処理場」に運ばれ、消毒を受け、一定期間留め置かれた後に、平壌などに運ばれるものと思われる。

一方、韓国のSPNは丹東の情報筋の話として、貨物が国家西部物流総合処理場に運ばれるか、以前のように平壌郊外の西浦(ソポ)駅に運ばれるか確認されていないとしつつ、中身は食料品、住宅建設用の資材だと伝えている。また、今後は毎日運行されてるとも述べている。