北朝鮮の朴正天(パク・チョンチョン)朝鮮労働党書記が1日、米韓両空軍による空中合同軍事演習に対して「侵略的かつ挑発的な軍事訓練」だと非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

米韓空中合同軍事演習「ビジラント・ストーム」をめぐっては、外務省報道官が10月31日、「侵略型戦争演習である」と非難する談話を発表した。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀長を歴任した朴正天氏が続けて談話を出したことで、今回の軍事演習にいっそう強く反発した形となる。

談話は「敵対勢力の度を超える軍事的対決妄動によって、今、朝鮮半島に重大な事態が生じている」としながら、ビジラント・ストームに対して「徹底的にわが共和国を狙った侵略的かつ挑発的な軍事訓練」と強調した。

また、「米国防総省はわが共和国の『政権の終えん』を核戦略の主要目標に政策化したし、かいらい国防部長官と合同参謀本部議長をはじめとする南朝鮮軍部好戦狂もわれわれが核を使用する場合、政権を全滅させなければならないというとてつもない妄言を並べ立てた」と述べた。

そのうえで、「米国と南朝鮮が恐れずわれわれに対する武力使用を謀るなら、朝鮮民主主義人民共和国武力の特殊手段は課された戦略的使命を直ちに実行するであろうし、米国と南朝鮮は恐るべき事態に直面し、史上最もぞっとする代償を払うことになるであろう」と警告した。

そのうえで、「これ以上の軍事的空威張りと挑発を許すことはできない。米国と南朝鮮の狂気を帯びたその『戦争ごっこ』と挑発的な妄言が中断されるべきである」