北朝鮮国営の朝鮮中央通信は27日、金正恩総書記が新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17(火星17)」発射実験の功労者と記念写真を撮ったと伝えた。

金正恩氏は撮影に際して、「(核戦争抑止力を)いっそう絶対的なものに、いっそう不可逆的なものに強化し、限界のない国防力強化の無限大を目指して引き続き拍車をかけなければならない」とし、核弾頭搭載を前提としたICBMを放棄する意思のないことを改めて強調。

続けて「核戦争抑止力を非常に速いスピードで拡大、強化する」と表明した。

金正恩氏は記念撮影に、19日に初めて紹介された娘とともに登場した。

一方、金正恩氏は26日、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長として、火星17の開発に貢献した張昌河(チャン・チャンハ)国防科学院長と金正植(キム・ジョンシク)党軍需工業部副部長を大将とするなど、国防科学研究部門の指導幹部と科学者の軍事称号昇格を命令。

また、最高人民会議常任委員会も同日、火星17の移動式発射台(TEL)である「発射台車第321号」に「英雄」の称号を与える政令を発表した。

同通信の報道全文は次のとおり。

金正恩総書記が新型ICBM発射実験の成功に寄与したメンバーと共に記念写真

【平壌11月27日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17」型発射実験の成功に寄与したメンバーと共に記念写真を撮った。

金正植、張昌河の両氏が、これに参加した。

敬愛する金正恩総書記は、11月18日に断行された「火星砲―17」型の発射実験に大きく貢献した赤旗中隊の戦闘員と国防科学研究機関の活動家と科学者、技術者、軍需工場の労働者に会って歴史に末永く残る意義深い記念写真を撮った。

党の遠大な軍事大国建設偉業を実現するための力強い前進途上で飛躍的に急増する共和国の非常に強い実力をはっきり誇示し、偉大で尊厳あるわが朝鮮の戦略的力、絶対的力を全世界に誇示した喜びと誇りを抱いてまたもや、この上ない光栄と幸運の時刻を迎えることになった参加者の胸は、限りない激情と幸福によって激しくときめいていた。

金正恩総書記が尊貴な娘と共に撮影場に姿を現すと、全ての参加者は最も賢明な決心と卓越した指導力で朝鮮式国防発展の完璧(かんぺき)な近道を自ら切り開いて力強く導き、世界最強の戦略兵器完成という大きな出来事によってわが共和国の輝く尊厳をしっかり守ってくれたわが党と国家、人民の傑出した領袖である金正恩総書記を仰いで、最大の栄光と熱烈な敬慕の念を熱く噴出させて嵐のような「万歳!」の歓呼を声の限り上げた。

金正恩総書記は、党の国防建設路線を体して雄大な目標を貫徹する闘いで純潔な忠実性と非凡な精神力、優れた科学技術力によってもたらした巨大な結晶体を世界に堂々と打ち上げることで、日を追って成長するわれわれの軍事的強勢を確信させ、われわれが備蓄した核戦争抑止力の恐るべき威力を全世界に力強く宣揚した頼もしい国防戦士たちに熱烈な祝賀と情を込めて熱い戦闘的答礼を送った。

金正恩総書記は、わが党の遠大な強兵建設大業を一つ一つ成し遂げるたびにあらゆる苦労を全て忍耐し、党の偉業を絶対的に支持してくれたわが人民の忠心と愛国心にありがたさを禁じ得ないと述べ、人民の無条件的な支持、声援によって生まれたわれわれの「火星砲―17」型は確かに、わが人民が自らの力でもたらした巨大な創造物であり、戦略的力の偉大な実体であり、名実ともに朝鮮人民の「火星砲」であると胸熱く語った。

そして、いつものようにわが党の革命偉業を絶対的に共感して支え、励まし、後押しして、限りない成功を確信して祈願してくれた人民に熱い感謝をささげると述べた。

金正恩総書記は、力と力による対決がとりもなおさず、勝敗を決するこんにちの世界で弱者ではない第一の強者になってこそ、国と民族の現在と未来を守ることができるということは歴史が示す真理であると述べ、われわれは収めた成果に絶対に自己満足せず、両手に固く握りしめたわれわれの超強力をいっそう絶対的なものに、いっそう不可逆的なものに強化し、限界のない国防力強化の無限大を目指して引き続き拍車をかけなければならないと語った。

金正恩総書記は、われわれの闘争目標と決心が明確であり、党に限りなく忠実な国防科学技術大集団と勇猛な軍需労働者が居り、わが人民の絶対的な支持がある限り、われわれの自衛力は世界最強の地位に登りつくことになると確信した。

金正恩総書記は、いつも自分の偉業に限りなく忠実であったわれわれの国防科学者、技術者と軍需労働者が今後も、国家核戦力建設偉業を達成する前進路上で担っている重大な使命感を瞬間も忘れず、無条件的な貫徹精神をもって決死奮闘することで、国の核戦争抑止力を非常に速いスピードで拡大、強化するとの期待と確信を表明した。

敬愛する金正恩総書記のこの上ない信頼と想像できなかった光栄に浴した全ての参加者は、全国がうらやむ特典を自分らに重ねて施し、主体的国防建設の光り輝く明日に対する胸いっぱいになる確信を与えてくれた総書記に限りない感謝のあいさつを謹んでささげ、総書記が与えてくれた特典と信頼に必ず報いるという一念で胸を燃やし、われわれの偉大な国家戦略武力建設大業を万代にしっかりつないでいくという強い決意を固めた。−−−

金正恩総書記が国防科学研究部門の指導幹部と科学者の軍事称号昇格を命令

【平壌11月27日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央軍事委員会委員長である敬愛する金正恩総書記が26日、朝鮮民主主義人民共和国戦略武力の強力な力を全世界に力強く誇示した国防科学研究部門の指導幹部と科学者の軍事称号昇格を命令した。

命令は、次の通り。

国家と人民の尊厳と自主権を代々しっかり守るためのわれわれのねばり強い核戦力建設大業は最も偉大で重大な革命偉業であり、その終局的目標は世界最強の戦略的力、世紀に空前絶後の絶対的力を手にすることである。

わが党が示した強力な国防建設構想を無条件的な実践で支える不屈の気概を抱いて奮闘したわれわれの頼もしい国防科学研究部門の指導幹部と科学者は、世界最強の戦略兵器である新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17」型を成功裏に開発、完成し、核の兵器化の発展においても驚くべき跳躍を遂げることで、世界第一の最強兵目標を目指すわが国家の確固たる決心と決断力のある実行力、大きな潜在力と確信性のある必勝の未来像を全世界に余すところなく誇示した。

私は、わが党の強兵建設偉業を体して限りない忠実性と愛国的な献身性、特有の頑強な精神力と底知れない創造力で朝鮮式の主体的な最強の戦略兵器を完全無欠に完成することで、強くて尊厳ある核強国の偉大な地位をより壮大に浮上させた国防科学研究部門の指導幹部と科学者の赫々たる貢献を朝鮮労働党と共和国政府の名で高く評価し、軍事称号を次のように昇格させることを命令する。

△大将 張昌河、金正植

△上将 カン・キョンホ

△中将 チェ・ピョンワン、カン・チョルヨン

△少将 チェ・チョルウン、キム・スンチョル、ハ・チョングク、パン・ヒョンチョル、キム・チャンロク、キム・マンソプ、ユ・チョルウ、リ・キョン、リ・ヨンソク

△大佐 ハン・クムボク、アン・クァンス、パク・チョルヨン、パク・ヨンジン、チョン・チョルス、マ・チョルワン、チョ・テチョル、パク・ウンチョル、キム・イルリョン、キム・クァンジュン、チョン・ヨンス、チョン・クァンチョル、チャン・クァンチョル、リム・マンチョル、チョン・チャンナム、チョン・テミョン、アン・トンチョル、リ・ソンチョル、キム・トクス

△上佐 パク・クァンチョル、カン・チョルス、キム・ウォンイル、リ・ヨンソン、チョン・インヒョク、パク・チョルナム、キム・ファス、チョン・サンヒョク、ユン・チョンス、キム・ヒョンウ、キム・ソンス、シン・チェヨン、チョ・サンミン、パク・ソン、キム・ユンイル、キム・ミョンギュ、キム・ホチョル、リ・ポンイル、パク・ソンリョン、リ・ソンジュン、ロ・ナムシク、ロ・キョンス、ホン・キョンホ、リ・ヨンミン、コ・キョンイル、ソン・ソンホ、チェ・ソンイル、リ・チュンイル、キム・イルス、パク・チンヒョク、リム・ユチョル、ユン・ミョンチョル、パク・スジョン、チョ・クァンホ、ホ・ソングク、パク・ミョンチョル、パク・ヨンミン、シン・チョルナム、パク・ヨンシク、チュ・ポンシク、チェ・ソンナム、ソン・ヨンチャン、ハン・クンイク、パク・ソンホ

△中佐 アン・チョルウ、チョン・ミョンウ、キム・チョル、ソ・ヒョンナム、リ・クァンミョン、キム・ソンリム、チョ・チュンヒョク、ユ・チョルウン、ファン・チョンヒョク、キム・ハクジュン、キム・ミョンジン、ペク・ヒョンウ、キム・ミョンチョル、チェ・ヒョンジュ、リャン・キョンヒョク、パク・チュウォン、アン・ミョンイル、パク・スングク

△少佐 キム・ミョンナム、ファン・ヒョングク、リ・チョンチョル

△大尉 ソン・リョンイル、リ・ヨンナム、リ・チュンイル、キム・ヒョンシク、チ・チョルチュン、チェ・チュンヒョク

△上尉 キム・ヘリョン

△中尉 リュ・ヒョク−−−

「火星砲―17」型の発射台車に共和国英雄称号を授与

【平壌11月27日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会は、米帝の核覇権に立ち向かえる名実相伴う核強国であることを世界に明白に実証し、最強の大陸間弾道ミサイル保有国の威容を全世界にとどろかせた新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星砲―17」型の発射台車第321号に、朝鮮民主主義人民共和国英雄称号とともに、金星メダルおよび国旗勲章第1級を授与した。

偉大なわが国家の尊厳と自主権を満装填し、これ見よがしに決行された新型大陸間弾道ミサイル「火星砲―17」型の発射実験は、核には核で、正面対決には正面対決で立ち向かっていく朝鮮労働党と共和国政府の超強硬対敵意志を厳かに宣言し、地球上で帝国主義の暴政を終わらせる絶対的な力を持った社会主義朝鮮の気概を全世界に力強く誇示した歴史的壮挙であり、五千年の民族史に末永く輝く特大出来事である。

これに関する最高人民会議常任委員会の政令が、26日に発表された。−−−