2014年以来のJ1を戦う徳島。4年連続で主将を務めてJ1昇格に導いた立役者であり、「カピタン(スペイン語で主将)」の愛称を持つ岩尾憲が今季も主将に就任した。

 就任発表が行われたのは2月14日に行われた『新体制発表会』。残念ながら新型コロナウイルス感染症対策として無観客での実施となったが、徳島県民には県内全域に張り巡らされたケーブル網を生かした『けーぶる12(※いわゆる12CH)』で生中継。また、テレビの前にいられない方や全国のファン・サポーターの方々のために『YouTube』でもライブ配信が行われた。

 壇上に立った岩尾は徳島県民、ファン・サポーターに向かって「グループではなくチームとして前を向いて進んで行く必要がある。その方向を決めるのは僕自身であり、選手一人ひとりであると思う。難しい舞台でチームがひとつになり、みなさんの心を動かせるようなゲームができるようにこれからも準備していきたい。ものすごく難しく厳しいシーズンになると思うが、僕たちは最後までファイティングポーズを取り続ける」と意思表明。

 そして、副キャプテンには最年長の石井秀典、同学年の長谷川徹、97年生まれで「キューナナ世代」の代表を務める岸本武流、同じく97年生まれで昨季17得点を挙げた垣田裕暉を指名した。

 長谷川と石井は昨季からの副キャプテン継続となるが、新任の岸本と垣田について岩尾は「できない選手にできないことを任せたつもりはない」、「良くも悪くも、後輩たちは先輩の背中を見て育つと思う。そういう意味でも若い選手たちには彼らの背中を見てもらいたいという意味を込めている」と新任の副キャプテンを指名した思いと意図を言葉にした。

 今季も変わらず全員の力で戦い抜く。そして、その力を最大限に増幅させるのが主将・岩尾だ。