「黒潮カップ」(9月9日、Kochi黒潮カントリークラブ)

 成年男子の部は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、18ホールストロークプレーに短縮され、香川県出身の東北福祉大4年・黒川逸輝(讃岐CC)が、1アンダーの71で回って大会初優勝。プロツアー「カシオワールドオープン」(11月25〜28日、黒潮CC)の出場権を獲得した。7月29日の予選ラウンドと合わせて2日間競技のシニアは小川育夫(黒潮CC)、レディスは梶美佐(高知GC)が制した。

 我慢強くスコアをまとめて、ただ1人アンダーパーの71をマーク。黒川逸輝が接戦を制して、大舞台への切符を手にした。

 スタートの1番パー4で、いきなりつまずいた。2オンしながら、まさかの4パットでダブルボギー。しかし、すぐに「自分のプレーに徹しよう」と気持ちを切り替えた。

 3、7番でバーディー。イーブンパーまでスコアを戻すと、後半は10、15番でバーディー奪取。大事な局面でしっかりとパットを決めた。最終18番ではボギーをたたいたが、1打差で逃げ切った。

 香川県出身。双子の弟・航輝と11歳でクラブを握った。藤井学園寒川高から東北福祉大に進学して、現在4年生。19年の日本学生選手権では2位に入った。

 ゴルフを始めてから高校、大学まで弟と同じ道を歩んできた。これまでの学生生活を振り返り、「航輝や同級生の仲間に恵まれて、競争しながらレベルアップしてきた」と語る。

 将来はプロを目指す21歳。「18番でボギーをたたいたように、自分の課題である気持ちの大事さが分かった。カシオでは予選を通って、そこからローアマを狙えるようにしたい」と力を込めた。