プロ野球ドラフト会議が終了し、指名選手への指名あいさつが全国各地で行われている。プロとしてのスタートを切った、巨人6位指名の代木大和投手(18)=明徳義塾=と、同じく育成8位指名の富田龍投手(21)=四国学院大=に喜びと決意を聞いた。

◆巨人ドラ6・代木、馬淵監督に感謝忘れない

【代木と一問一答】

 −指名あいさつを受けて、今の思いは

 「緊張というか、プロの世界に入るんだという気持ちがより一層強くなってきた」

 −父・謙太さんも亜大で野球をされていた。伝えられた言葉などあるか

 「高校入学してから『気持ちで負けるな』と言われ続けた。自分の心の中にずっとあった言葉」

 −明徳義塾での3年間を振り返ると

 「3年間野球のことだけをやってきた。野球をするために明徳を選んだので」

 −馬淵監督から多くの教えを受けた

 「普段の投げ込みから、監督さんに最初から最後まで付きっきりで見てもらえなければ、ここまでのレベルにこれていない。感謝の気持ちを忘れてはいけない」

 −今後、どんな成長をしていきたいか

 「今までやってきたコントロールは絶対条件。プラスして直球も常時140キロ超えて、150キロまで伸ばしたい。変化球のキレもまだまだ。全体にレベルアップして、先発ローテーションに入れるようにしっかり練習したい」

 −高知からはライバルでもあった森木投手も指名された

 「彼がいなかったら自分はここにいない。プロの世界でもそういう(ライバル)関係になるのかと、縁を感じる。でも勝負では負けたくない」

 代木大和(しろき・やまと) 2003年9月8日生まれ、愛媛県出身、18歳。184センチ、83キロ、左投げ左打ち。小1で野球を始め、中学では川之江ボーイズに所属。明徳義塾では1年春からベンチ入りし、昨年の甲子園交流試合、3年では春夏の甲子園に登板した。好きな言葉は「捲土重来」。

◆巨人育成8位・富田、ストレート磨く

【富田と一問一答】

 −指名された瞬間は

 「実家近くの中華料理店で見ていた。自分じゃなくて、仲の良い友だちが指名されたような変な感覚だった」

 −自分の持ち味は

 「ストレートに自信があるので、プロの世界でも通用するように磨いていきたい。理想はくるとわかっていても空振りの取れるストレート」

 −昨年は先輩の水上由伸投手が西武育成5位で指名された

 「負けたくない。水上さんより活躍したいと思っている。指名されてすぐに連絡をくれて『順位は関係ないぞ』と言ってもらえた」

 −先輩は5月に支配下登録され、デビューから17試合連続無失点。パ・リーグ新人記録を打ち立てた

 「自分も1軍でどれだけ投げられるか。水上さんより長く活躍できる選手になりたい」

 −指名後、巨人の試合をよく見るようになった?

 「家族が阪神ファンで…阪神の試合は見るんですが…」

 −これからはライバル球団になる

 「僕はジャイアンツの選手。ファンですけど、関係なくしっかりと抑えていきたい」

 −家族の反応は

 「めちゃくちゃ喜んでいた。ドラフト前は母からのプレッシャーがすごくて。『プロにならな、知らんぞ』って(笑)」

 富田 龍(とみだ・りゅう) 1999年11月11日生まれ、香川県出身、21歳。179センチ、78キロ、左投げ左打ち。小2で牟礼南クラブで野球を始め、牟礼中から志度高、四国学院大へ進学。3年秋に最速147キロを記録。好きな食べ物は寿司、好きなネタはまぐろ。