「前日のことを全く記憶していない」

 相方の松本人志(60)と共にお笑い界をけん引する「ダウンタウン」の浜田雅功(60)。いまだキレの良いツッコミに衰えはないように見えるのだが、実は体調面の不安を指摘する声も。そしてある日の深夜、大病院の救急窓口を訪れ、「前日の記憶がない」と吐露し……。

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「実は11月27日未明、正確には11月26日から27日に日付が変わってほどなくした頃、浜田さんは自らの体に異変を感じ、都内の大病院に駆け込んでいます」

 と明かすのは芸能関係者。無論、深夜だから通常の窓口は開いておらず、救急外来で対応することに。

「浜田さんは救急車を呼ぶのではなく、徒歩で病院を訪れています」(同)

 対応に当たった医師に浜ちゃんが訴えた症状は、

〈前日のことを全く記憶していない〉

 というものだった。

「医師は浜田さんの症状を『意識障害』と判断し、脳神経外科でさらに詳しく診てもらうことになりました。そこでさまざまな検査を受けてから帰宅しています。病院にいた時間は1時間半余りでした」(同)

「最低限CTスキャンはやる」

 病院で受けた対応の詳細は定かではないが、東京女子医大脳神経外科客員教授の清水俊彦氏は、一般論として、

「深夜に『前日の記憶がない』という患者さんが来たら、症状を聞いた上で、脳に見える異常がないかどうかを調べます」

 と、語る。

「採血もします。ある程度大きな病院であれば、最低限CTスキャンはやるでしょう。深夜でも可能ならMRIをやることもあります。そうして脳に腫瘍や出血、梗塞がないかどうかをチェックします。技師がいないといった事情で検査できない場合、神経学的にまひやしびれなどの神経欠落症状の有無を確認したりします」

「体調不良で収録を休むことが増えている」

 相方の松本人志と共にお笑い界の頂点に君臨する浜ちゃんに問題症状が見つかれば、影響が多方面に及ぶのは言うまでもない。

「気になるのは、最近の浜田さんが体調不良で番組の収録を休むことが増えていることです。しかもそれは日テレ系の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』やTBS系の『水曜日のダウンタウン』といったレギュラー番組だけではありません」(スポーツ紙記者)

 例えば、今年元日にTBS系で放送された特番「笑いの王者が大集結!ドリーム東西ネタ合戦2023」。例年コンビで総合司会を務める松本は、浜ちゃんが逮捕されたことを示唆するかのように両手首をくっつけたポーズをしながら、「浜田さんが体調不良で……」と欠席を報告し、爆笑をさらっていた。

 2月10日放送のTBS系「オオカミ少年」も欠席している。急きょ代役MCとして白羽の矢が立てられた「南海キャンディーズ」の山里亮太本人が番組で明かしたところによると、「私、3時間ほど前に連絡いただきまして。“TBSに来れるか?”って」。突然のオファーだったことが分かるのだ。

 コロナ禍で「体調不良による欠席」が増えたのは芸能界に限った話ではないとはいえ、こうしたことから浜ちゃんの体調に心配の声が上がっているのだ。

「認知症と結びつける必要のない発作」という指摘も

 一体、浜ちゃんの体に何が起こっているのか。深夜に病院を訪れたことなどについて吉本興業に聞くと、

「個人のプライバシーにかかわるものであり回答は控える」

 とのことだった。

「前日の記憶がない」という浜ちゃんの症状について、脳神経外科医でおくむらメモリークリニック理事長の奥村歩氏はこう語る。

「あくまでも推定ですが、一過性全健忘症という発作を起こしたのだと思います。半日〜1日の記憶が飛んでしまう症状で、中年世代以降では珍しいものではありません。これは良性の発作で一晩寝れば治ります。だからすぐに帰宅できたのでしょう。また、これは認知症と結びつける必要のない発作です」

 もしこの推測が正しければ、それほど心配する必要のない病状ということになるが……。12月7日発売の「週刊新潮」では、直近の「収録すっぽかし」とその驚きの真相についてもお伝えする。

「週刊新潮」2023年12月14日号 掲載