もう“ポスト嵐”に注目

 ウィキペディアで「二宮和也」と検索する。そして「ノート」を閲覧すると、「ページの荒らし防止について」の小見出しがあり、「二宮和也の結婚報道によってふざけた投稿が相次いで行われているため、もとのページへの差し戻しとページの保護をお願いします」と記載されている。日付は2019年11月12日だ。

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 言うまでもないが、嵐というグループと、二宮和也というメンバー個人にとって、昨年は激動の1年だった。

 まず1月27日に「20年12月31日をもって活動休止に入る」ことを動画で発表。夜に記者会見も開かれた。

 これにデイリー新潮は同日、「『嵐』活動休止 “大野だけ脱退”ができない事情と“メンバー結婚”の可能性」の記事を掲載した。重要な部分だけ引用する。

〈活動休止を受け、早速、SNS上にはファンからの悲しみの声が溢れている。こうした投稿のなかに見られるのが、休止を機にメンバーの結婚の動きがあるのではという“懸念”である。

「公式発表前に活動休止の話をキャッチしていましたが、最初に考えたのは二宮(和也)の結婚のことでした。伊藤綾子アナとの交際が報じられていますが、二宮本人は『結婚したい』と周囲に明かしています」

 こうスポーツ紙関係者は明かす〉

 ファンの“悲しみの声”は、11月12日に現実のものとなった。「報道関係の皆様」という文書が公開され、「かねてよりお付き合いをさせていただいている方と結婚することになりました」と発表されたのだ。

 公私共に充実している人気者が、21年から新しい活動に踏み切る。それがどのような内容になるのか、もう20年の初春から関係者の間では取り沙汰されているという。民放キー局の関係者が声を潜めて明かす。

「二宮さんはテレビとは距離を置き、映画の出演、それも木村拓哉さん(47)との共演を熱望しているそうです。2人は18年、『検察側の罪人』[原田眞人監督(70):東宝]でコンビを組みました。興行収入は29億円を超え、二宮さんの演技も高く評価されました。報知映画賞助演男優賞を受賞したほか、日本アカデミー賞で優秀助演男優賞に輝きました。最優秀助演男優賞は『孤狼の血』[白石和彌監督(45):東映]の松坂桃李さん(31)が選ばれましたが、撮影現場が刺激的で、充実感があったようです」

テレビドラマは忌避

 となれば、誰もが思い出すのが19年に公開された映画「マスカレード・ホテル」[鈴木雅之監督(61):東宝]だろう。木村が主演を務め、興収46.4億円のヒット作となった。

 そしておあつらえ向きと言うべきか、東野圭吾氏(61)の原作は3部作。無理矢理に脚本家が続編をでっち上げることなく、第2、第3作を撮影することが可能だ。

「二宮さんはジャニーズ事務所などの関係者に対し、『マスカレード・ホテル』にキャスティングしてくれと直訴したそうです。これは“マネーメイキング・スター”としての成功が義務づけられている木村さんにも朗報であることは言うまでもありません。第2、第3作目は制作しなければならないが、失敗も許されない作品です。もし二宮さんとの共演が実現すれば、興行価値が上昇する可能性があります」(同・関係者)

 演劇関係者からはラブコールが送られているという。

「特に都内新宿区のグローブ座が熱心だといいます。グローブ座とジャニーズは鉄壁のヒット作を生むことで知られ、二宮さんは09年にグローブ座で公演された『見知らぬ乗客』の出演が最後の舞台作品です。舞台そのものから遠ざかっているわけですから、もし二宮さんがグローブ座のステージに帰ってくると、チケットがプラチナ化すると思われます」(同)

 映画と舞台の仕事は二宮にとっても好都合なようだ。関係者氏は「二宮さんがテレビ、特に連続ドラマの出演は可能な限り避けたいと考えているようです」と指摘する。

「かつて発表されていたプロフィールによると、奥さまは39歳です。日本産科婦人科学会によると高齢出産は『35歳以上の初産婦』と定義されています。もし夫婦としてお子さんを望んでおられるとなると、妊活に注力する必要があります。ところがテレビドラマは数カ月、かなり時間を拘束されるので、いわゆる“ワーク・ライフ・バランス”が取れない仕事です。逆に時間の融通が利く映画や舞台のシフトは、二宮さんにとって歓迎すべき状況でしょう」

 関係者氏は「二宮さんの意向を、木村拓哉さんも後押ししているそうです」と明かす。古来、「来年の事を言えば鬼が笑う」とは言う。だが、二宮が俳優に専念する可能性があるのだ。関心を持つ向きは、かなりの数になるだろう。

週刊新潮WEB取材班

2020年1月19日 掲載