今年6月、デイリー新潮は、お笑いコンビ「メイプル超合金」の安藤なつ(40)が、離婚調停中であることを報じた。安藤は2019年11月に、6歳年下の一般人男性と出会って3カ月で“スピード結婚”。だがその結婚生活は、長くはもたなかった。(以下は6月29日配信当時のもの)

 当時の報道によると、安藤は“ぽっちゃり好きの男性が集まるコミュニティ”で、介護関係の仕事をしているAさんと知り合ったという。2019年の8月末に交際を始め、その年の11月22日(いい夫婦の日)に入籍。旅館の露天風呂に一緒に入っている時に、Aさんからプロポーズを受けた。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で2人の結婚式企画が行われたほか、Aさんはマスク着用の“顔出し”でテレビにも登場。昨夏放送の『なんでこの人と結婚したんですか?』(同前)では、安藤が彼を「〜たん」と呼んでいることから“旦那たん”と紹介され、ラブラブな新婚生活の様子を明かしていた。

 だが、

「安藤さんと結婚してから、ひどい仕打ちを受けて、彼はすっかり参ってしまっていました。そのうえ、安藤さんが強引に離婚を進めようとしているんです」

 と明かすのは、Aさんの地元の知人である。

 北陸出身のAさんは、遠距離恋愛で安藤と交際し、結婚を機に上京した。東京で介護の仕事も見つけたが、安藤の“超束縛”体質に苦しめられた。

「Aさんが知人と食事に行こうとすると、相手の連絡先を安藤さんに教えないといけないというんです。『もしあなたに何かあったら不安だから』というのがその理由で、代わりに安藤さんもマネージャーさんや仲の良いスタイリストの連絡先を彼に教えるという、よく分からないルールになっていたそうです。自宅にホワイトボードが用意され、予定をそこに書かなければいけないという決まりも。そもそもAさんは東京に知り合いが少ない。そんなふうに管理されては、気軽に外出もできず、友達も作れないですよね。そのせいで、だんだん塞ぎがちになってしまったんです」

 知人によると、交際から結婚までにAさんと安藤が直接会ったのはわずか4回。その本性を見抜けなかったということか。

シビアな金銭感覚、共演時にはギャラの代わりに“お食事券”

 さらには、お金に細かすぎる安藤の一面も明らかになった。

「自宅マンションの家賃こそ、6対4くらいで安藤さんが多めに負担していたそうです。けれど、それ以外の生活費は基本的に折半で、たまに安藤さんが食事を作れば、Aさんに食費を請求したというんです。共働きの夫婦が決めたルールとはいえ、人気芸人と介護職とでは、年収はぜんぜん違いますからね。もっとも、彼がいくら尋ねても、安藤さんは断固として収入は答えてくれなかったらしいですが……」

 安藤とAさんは、アメリカの歌手、リゾ(Lizzo)の日本語版PVで“共演”もしている。出演にあたっては当初、Aさんにもギャラが支払われるという約束になっていた。が、待てど暮らせど、その話がない。たまりかねたAさんが安藤に尋ねると、彼女は怒り出し、その場でマネージャーに電話をし始めた。

「結局、『家族にはギャラは支払えないってさ』と言い出したんです。そんなの、安藤さんに入るお金を少し分けてあげればいいだけの話ですよね。でも彼女はそれをせず、代わりに“お食事券”を自作し、Aさんに渡したそうです。外食時に使えば、その支払いを安藤さんが持ってくれる券だそうです」

 Aさんが安藤の仕事をひとつ手伝うたびに、現金ではなく“お食事券”を2枚くれるという取り決めだそうだ。なぜ、これほどまでに安藤はお金に細かいのか。「人気商売ゆえにいつまで今の収入が保てるか分からない」という心境をAさんに明かしていたともいうから、将来への不安はあったのかもしれない。もっとも、これにAさんが「いざとなったら僕の地元で一緒に暮らせばいいよ」と励ますと、「私の考えも聞かずそんなこと決めるな」と怒り出したらしいが――。

車検費用が引き金になり“4者面談”

 安藤はインタビューで、“夫と価値観が違った”エピソードとして、こんな話を披露している。

《地方出身の旦那さんにとって車がない生活はあり得ない。結局、旦那さんががんばって安い駐車場を探してきて中古車を買いました。ストレスを感じたら、ふたりで解決策を考えて排除するのがいちばんです》(『OZmagazine 2020年10月号』)

 この車も“火種”になった。

「車検費用の4万円も、やはり折半しようということになった。Aさんは安藤さんから2万円を預かってディーラーに行ったんですが、実際には1万円ほど安く済んだらしいんです。ところがAさんは、安藤さんに浮いた分を返すのをうっかり忘れていた。安藤さんはディーラーにいくらかかったかを確かめて、この件を知った。で、『離婚だ!』という話になってしまったのです」

 後日、改めて設けられた話し合いの場で、安藤はAさんを「犯罪者」呼ばわりしたというから、その怒りのほどが分かる。ちなみに話し合いは安藤の提案で、彼女の親しいスタイリストとAさんの友人による“4者面談”の形がとられた。

「その場では『東京に慣れないAさんへの苛立ち』を安藤さんは口にしていたそうです。とはいえ、慣れない都会暮らしで、Aさんだってホームシックになっていたはず。結婚当初こそ安藤さんが誘ってくれて、彼も芸能人がいる宴席に呼ばれたことはあったらしいんです。でも、Aさんが『あの人、元気かな。また一緒にご飯行きたいね』と言うと、『私を利用して近づきたいのか』と怒り出したそうで、やっぱり友達が作れなかった」

 そんな生活の気晴らしが、Aさんが好きな車の運転だった。が、それも徐々に叶わなくなっていく……。

「車に乗るとドライブレコーダーをチェックされ、履歴が消えていると『ディーラーに言ってチェックする』と責められたそうなんです。でも、彼が履歴を消したわけではなくて、レコーダーの仕組み上、衝撃を感知した時にだけ映像が保存されるようになっていた。そのへんを安藤さんは分かっていなかったようなのですが、とにかく、車にも乗りにくくなってしまった」

 なお、2人の結婚届の保証人を務めた安藤の相方、カズレーザー(36)とは、ほとんど交流がなかったそうだ。安藤いわく「優れたパートナー」で、ビジネスライクな関係だったらしい。

 先述した4者面談が行われたのは昨年の11月頃。この時はいったん仲直りをし、離婚の話は立ち消えになった。だが、すでにAさんの心は憔悴しきっていた。

「一回離婚して、お互い好きだったら再婚しよう」

 知人が続ける。

「それからAさんは、当たり障りなく安藤さんには接していたようです。が、彼は、すっかり精神的に参ってしまって、自殺するんじゃないかってくらい憔悴しきっていました。安藤さんに打ち明けると、その時はさすがに『行動を改めます』と言ってくれた。でもやっぱり変わらず、Aさんの外出時には相手の連絡先を教えることを求め、それを拒むと不機嫌になったりした。実際には男友達と食事に行っただけらしいのですが」

 今年の5月頭には、安藤がふたたび離婚を口にするようになったという。

「『一回離婚して、お互い好きだったらまた再婚しよう』と言われたといいます。Aさんにその気はなかったのですが、とはいえ、離婚となれば地元に帰るしかない。そこで、新しい家を探すため、一時的にこっちに戻って来たんです」

 しかし、安藤はこれを逆手に取って、Aさんの母に電話。一方的な離婚の言い分を喋り始めたそうだ。

「『生活費は折半の約束で結婚したのに、お金を払ってくれない』とか、『離婚しないなら訴える、Aさんに勝ち目はない』とか……。困ったことに、Aさんの親族は安藤さんの言うことを信じてしまい、『お前が悪い』となってしまったらしいんですよ。東京にも地元にも居場所がなくなってしまい、いよいよ追い詰められてしまったわけです」

 とはいえ、東京ではまだ介護の仕事がある。とりあえず自宅には戻ったが、5月中旬には安藤が家を出て行ってしまう。一度だけ呼び戻し夫婦で話し合ったが、彼女の意志は固かった。

「『車はあげる、自宅マンションは解約したから出て行って』と一方的に告げられたとAさんは嘆いていました。それから『“マスコミやSNSには離婚のことは何も喋るな”という誓約書を事務所が用意するから、それにサインしろ』とも。Aさんは、これには応じなかったといいます」

持っていかれたウォシュレット

 現在、Aさんは安藤と暮らしたマンションで寝起きしている。来月には退去予定で、その後は、やはり地元に帰るつもりだという。以降は双方ともに弁護士を立てて、やりとりを行っている。

「弁護士を通じてAさんに指示があったのですが、安藤さんが集めているCDやDVDはもちろんのこと、2人で『どうぶつの森』をプレイしたNintendo Switch、それにウォシュレット便座やテレビ台まで持っていくと、彼女は主張したそうです。けれども財産分与には応じず、自分のお金はびた一文やらないという態度。そこでAさんは、生活費の分担を求める調停を申し立てたのです」

 Aさんに話を伺おうと直撃するも「お話できません」。代わって取材に応じた代理人弁護士は、

「婚姻費用調停を申し立てているのは事実です。依頼者(※Aさん)は先方(※安藤)の収入や財産額をまったく知らされていないため、具体的な金額についてはまだ分かりません」

 安藤が所属するサンミュージックプロダクションに、“束縛”やシビアな金銭管理について尋ねると、

「現在離婚に向けて話し合いをしているのは事実です。頂きましたご質問事項は、事実とは異なる表現がございますが、調停前の為コメントは差し控えさせていただきたく存じます」

 相方のカズレーザーをもって「令和の奇跡」と言わしめた安藤の結婚は、一転、ドロ沼の離婚劇の様相を呈している。

 なお直撃取材の際、Aさんの薬指にはまだ指輪がはめられていた。

「彼、まだ安藤さんへの想いはあるんだと思います。安藤さんが作った“お食事券”を、使いかけのまま財布に入れていましたから」(地元の知人)

デイリー新潮取材班

2021年6月29日 掲載