元AKB48の峯岸みなみ(29)が結婚したことを自身のTwitterで発表した。お相手は、チャンネル登録者数659万人を誇る人気ユーチューバー「東海オンエア」のリーダー・てつや(28)で、高校時代から彼女のファンだったという。彼にとっては“推し婚”というわけだが、峯岸はなぜ受け入れたのか。

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 結婚発表に際し、2人が出したコメントを一部抜粋する。

峯岸:てつやさんは、ネガティブな私をいつも近くで励まし、前を向かせてくれる存在です。彼に出会ってから毎日朝起きるのが楽しみになり、そんな日々を重ねていくうちに、これからもずっと一緒にいたいと思うようになりました。過去も、弱いところも、大きな心で受け止めてくれる彼の優しさがそばにあるだけで、私は本来持っている以上の力を発揮できる気がしています。

てつや:“高校1年生の頃テレビ越しに一目ぼれした方”改め“峯岸みなみ”さんと、なんと結婚いたしました。夢物語のようなご報告ですが、決して妄想ではございません。最初は憧れの人を前にただただ緊張してろくに話もできませんでしたが、知人を通じて何度か食事に行く中で“繊細な普通の女の子”な一面を知り、昔からテレビで見ていたお笑い担当な雰囲気とのギャップにだんだんと一人の女性としてひかれていきました。

 てつやにとっては、まさしく推し婚だったことがわかる。それにしても、人生の半分以上を芸能界で過ごした峯岸は、なぜユーチューバーを選んだのだろう。彼女を知る民放幹部に聞いた。

「本当に良かった。お相手が芸能人ではないというのも、実に彼女らしくて良いと思います」

気さくな両親

 峯岸がAKBを卒業したのは昨年5月のこと。コロナ禍で1年延期された卒業だったが、第1期生として在籍期間は実に15年5カ月に及ぶ。2005年10月にオーディションに合格した時はまだ12歳だった。

「それまでにも様々なオーディションに応募していたそうですが、AKBを薦めたのは“おニャン子”世代のお母さんだったといいます。『秋元康さんはスゴイ人だよ』と聞いて応募したそうです」

 かつて“東洋一のマンモス団地”といわれて名高い高島平(東京・板橋区)の出身で、両親は自営業をしているとテレビ番組で語ったことがある。

「高島平駅のそばで以前は『ティールーム タネ』という喫茶店を営んでいましたが、今はビアパブ『キリギリス』に代わったそうです。喫茶店の頃に行ったことがありますが、お母さんが彼女ソックリで、まるで双子のようでしたね。気さくで優しいご両親が丁寧に挨拶してくれました」

 店を訪れた中には芸能人もいたという。

「小池百合子都知事などのものまねで人気の芸人・八幡カオルは、峯岸のモノマネもレパートリーにしているんですが、本人に会って了解を得る機会がなかなかなかったため、お店を訪ねて快諾してもらったと聞きます」

 本人でなく、両親だが……。

ザ・団地ッ子

「その後、両親から彼女に無事伝えられ、八幡のライブを見に行ったそうです」

 団地住まいだったのだろうか。

「彼女は“ザ・団地ッ子”と言っていいほど、性格も庶民的で邪心がなく、素直を絵に描いたような子です」

 2009年に発行され200万部超の大ベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の主人公・川島みなみのモデルは峯岸だという。著者の岩崎夏海氏はインタビューでこう答えている。

《「峯岸みなみは高い能力がありながら、ほかのメンバーに比べて心が弱く、いまひとつ殻を破りきれていないように見えました。でも、世の中の大多数の人たちが峯岸に近いと思い、彼女をモデルにしたんです」》(「女性セブン」11年2月3日号)

「人を疑うことを知らないから、それが逆にアダとなってしまったのが、丸刈り騒動でした」

 13年1月にEXILEのダンサー・白濱亜嵐の自宅にお泊まりしたことが報じられ、自ら頭髪を丸刈りにした姿で謝罪を行った動画がYouTubeチャンネルにアップされ、世界中で報じられる事態となった。

「素直で人を疑うことを知らず、かつネガティブな彼女が、スキャンダルにより芸能界にいられなくなるとパニックになった末の行動でしょう。これをきっかけに彼女は研究生に降格されましたが、その年の夏には正規メンバーに復帰しました。やはり頭の回転の速さ、切り返しの上手さを生かしたトークのセンスは、メンバー随一でしたからね」

 その才能には、秋元康氏も一目置いていたという。

「秋元氏は『20年後、30年後も間違いなく芸能界で活躍している』と彼女を評していました。同期の大島麻衣も“AKBのトーク番長”と言っていたほどでした」

 そんな彼女が伴侶に選んだのが、自身のファンだったユーチューバーというわけだ。

「彼女らしく、ファンからの推しを邪心なく素直に受け入れた結果でしょう。推し婚はブームになるかもしれません。彼女は男性に夢と希望を与えたのです」

デイリー新潮編集部