すべて“二人三脚”

 なかなか進展しない秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんとの結婚問題。入籍の前には「国民への説明」というハードルが立ちふさがるが、なぜ、いつまでも説明は果たされないのか――。

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 もっとも、愛の虜となられた眞子さまが、目をお覚ましになる気配はまるでない。宮内庁関係者が言う。

「世間では、小室さんが眞子さまを言葉巧みに繋ぎ止めているかのように捉えられているふしがありますが、どちらが主導権を、という話ではなく、すべての道のりは“二人三脚”でした。2019年の1月に、母親の金銭問題を『解決済みと理解していた』という趣旨の文書を小室さんが発表したのも、また昨年11月の『お気持ち』で眞子さまが結婚について『生きていくために必要な選択』と言い切られたのも、すべて“共同作業”に他なりません」

 そうした二人の思いが発露したのが“月の歌”だった。17年9月の婚約内定会見で小室さんから「月」と喩えられた眞子さまは、昨年1月、歌会始において小室さんを想起させる歌を詠まれたわけだが、

「この歌は19年末には作り終えていました。それはちょうど、小室さんの母親に400万円の返還を求めていた元婚約者の男性が、事態がいっこうに進展しないことに疲れ果て、代理人に『今後は一切、返済を求めない』と告げていた時期と重なります」(同)

国民への説明が遅れている原因は

 その後、互いのやり取りがかみ合わずに男性と小室さん側との話し合いは膠着状態となったわけだが、この男性が“ギブアップ”したという情報は直ちに小室さんにも伝わり、さらに眞子さまのお耳にも入ったという。

「眞子さまは、その時点で金銭トラブルが解決したと認識されており、そうした安堵感とともに月の歌を作られ、歌会始で披瀝なさったのです」(同)

 国民への説明が遅れている要因は、ひとえに小室さん側の不作為にあると見られているが、その実、眞子さまとの“合作”が引き起こした事態であったというのだ。

愛情と伝統の板挟み

 こうした状況下、秋篠宮さまと眞子さまの“距離”は縮まるどころか、隔たるばかりである。

「小室さんの問題が発覚して以降、殿下は眞子さまの幸せを絶えず願ってこられました。ですが、一方で殿下は皇嗣という重要なお立場にあられ、次代を担っていかねばなりません。両陛下をお支えする令和皇室の“かなめ”といえるその公のお立場に則れば、定められた儀式を経ずに入籍して皇籍離脱なさるような形は、皇族の結婚とは認められない。これは娘への愛情とは全く別の話で、小室さんを想う気持ちは最大限尊重するものの、現状では到底、正式な儀式へは進めない。それでも一緒になりたいのなら、“世間一般の結婚”をして出ていくしかない――。愛情と伝統との板挟みにあって、殿下はそのような結論をお出しになったのです」(秋篠宮家の事情を知る関係者)

 皇位継承者ならではの重い苦悩に、いまも秋篠宮さまは苛まれておられるのだ。

「週刊新潮」2021年2月11日号 掲載