菅義偉首相の退陣表明を受け、17日に告示、29日に投開票される自民党総裁選。岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)に続き、3人目の立候補者となったのが10日に出馬を正式表明した河野太郎行政改革・規制改革担当相(58)である。Twitterを駆使し、幅広い世代にアピールする河野氏だが、防衛大臣時代には投下訓練に参加し、体を張った“パフォーマンス”でアピールしていた。

〈国会議員で一番イケメン〉?

 現在、河野氏のTwitterのフォロワー数は、241万人超。総裁選出馬表明後は、ますますフォロワーを増やしている。批判的なユーザーに対し、自身の投稿を表示させないようにする「ブロック」を繰り返すことが賛否を呼んでいるものの、Twitterでの発信力の高さで幅広い世代から支持を集めている。

 最近でも、〈国会議員で一番イケメンだと思っています。〉との一般ユーザーのツイートに対し、河野氏は〈2番目じゃない?〉と返信。タレントの仲本工事が〈河野さん 日本をお願いします〉とツイートすれば、〈はい、がんばります。〉と即座に反応するなど、河野氏にとってTwitterは親しみやすさをアピールするためのパフォーマンスの場になっているようだ。

 河野氏の“パフォーマンス好き”の一面は、さかのぼること2年半前、防衛大臣時代にも発揮されていた。2019年9月11日に発足した第4次安倍第2次改造内閣で、防衛大臣に就任した河野氏は、防衛大臣史上2人目となる体を張った“パフォーマンス”を披露していたのだ。

高さ11メートルの「跳び出し塔」

 2020年1月12日、千葉県にある陸上自衛隊習志野駐屯地で開かれた陸自第1空挺団の「降下訓練始め」に隊員ら約600人のほか、アメリカ陸軍80人と共に参加した河野防衛相(当時)。訓練に先立ち、河野氏はマスコミが見守る中、「河野太郎、頑張ります!」と叫び、高さ11メートルの「跳び出し塔」から命綱を装着して飛び降りた。

「防衛大臣が訓練始めを視察することは、毎年の恒例行事です。ですが、命綱まで着けて訓練に参加した大臣は、河野氏が中谷元氏以来、2人目でした。中谷氏は陸自レンジャー出身で、降下訓練も慣れたものですが、自衛隊と全く縁のない河野氏にとっては相当怖かったのではないでしょうか。その後、パラシュート降下訓練にまで参加し、かなり派手なパフォーマンスの場になったと思います」(防衛省担当記者)

デイリー新潮取材班

2021年9月14日 掲載