「借金が10億円近くまでいった」

「週刊新潮」9月29日号が報じた、白鵬のマネージャーの失踪騒動に新展開が。彼は白鵬あるいは宮城野部屋の資金1億円を持ち出したとの疑惑もあるが、なんと、方々から10億円にも上る借金をしていたというのだ。彼はなぜ巨額の金を“溶かし”てしまったのか――。債権者である会社経営者が真相を語ってくれた。

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「週刊新潮」の取材で明らかになったのは、「光法」(2代目)のしこ名で白鵬の付け人頭を務め、角界引退後は白鵬の私設マネージャーに転身した近藤将大氏という人物が、7月頭から失踪していたという事実。また、彼が放送作家の鈴木おさむ氏からの借金を踏み倒している上、白鵬あるいは宮城野部屋の資金1億円を持ち逃げしている疑惑があることも併せて報じた。ちなみに近藤氏は2010年に「週刊新潮」が報じた、相撲界の「野球賭博汚染」で、野球賭博に関与したとして謹慎処分を受けた人物でもある。

「本人は『借金が10億円近くまでいった』と話しています」

 そう明かすのは、彼の地元・大阪の関係者。そして、その借金10億円のうち3億円超を近藤氏に貸しているのが、パチンコ店の営業イベントなどを手掛ける会社を経営するA社長だ。十数年前、A社長の企画したパチンコ店のイベントに白鵬を呼んだことをきっかけに近藤氏と出会い、ギャンブルの話などを通して親交を深めたという。

 その後、近藤氏が脱毛サロンや芸能事務所を開業する際にA社長はそれぞれ3千万円を融資し、その金は数年かけて返済されたという。

野球賭博で“溶かした”?

 二人の関係に変化が生じたのは20年8月。近藤氏がA社長の資産を「運用したい」と言い出し、近藤氏を信用していたA社長は20回にわたって合計3億円を超える金を融資したという。しかし、今年7月1日に会ったのを最後に、近藤氏と連絡がつかなくなったという。

 融資の際、念のため近藤氏に野球賭博をやめたのか確認すると、「やっていません」と答えたというが、連絡がつかなくなってからさまざまな人から情報収集をすると、近藤氏をよく知る人が“彼は今でも野球賭博の常習者”と教えてくれたという。

 しかし、果たして野球賭博で10億円もの負債を抱えることはあるのか。

「近藤はいわゆる『ノコギリ』をやっていたのではないでしょうか。『ノコギリ』とは、野球賭博の胴元として他人から賭け金を集め、その金を使って別の胴元に逆張りで賭けることです。当然、勝てば大きく儲かりますが、負けたら大損。非常にギャンブル性の高い賭け方で、野球賭博で身を持ち崩す人の多くがこれをやっているのです」

 結局、「運用する」と言っていた金は野球賭博で溶かしてしまった可能性が高いのだ。9月29日発売の「週刊新潮」では、近藤氏のものと思われるTwitterの裏アカにつづられている現在の状況などと併せ、「10億円借金」の全容について詳報する。

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「週刊新潮」2022年10月6日号 掲載