アメリカ大統領選の選挙人投票が行われた今月14日。バイデン前副大統領(78)が過半数を獲得する見通しで、トランプ大統領(74)の敗北が実質的に確定した

 一方、ホワイトハウスを追われるトランプ氏の陰には、人生の岐路に立たされる5人の女性がいた。

 大統領補佐官を務めた愛娘、イヴァンカ氏(39)もその一人。国際ジャーナリストの山田敏弘氏によれば、

「イヴァンカは、2017年にワシントンのトランプホテルで開かれた大統領就任パーティーの不当に高い経費に関して、先日、司法当局の聴取を受けた。彼女は大統領補佐官の報酬こそ受け取っていませんが、19年にビジネスで稼いだ額は少なくとも3600万ドル。退任後は不正の有無が徹底的に追及されるでしょう」

 疑惑の愛娘に対して、愛妻、メラニア氏(50)の命運はどうか。

「大統領選後には離婚危機の報道もありましたが、あの夫婦は離婚した際の財産分与も婚前契約で定めている。ところが、トランプは任期中、ビジネス上の支払いを滞らせており、退任後、10億ドルもの債務を返済する必要があるといわれています。仮に離婚したとしても、すんなり財産分与とはいかない可能性もあるのです」

 岐路に立つのは、親族だけにあらず。まずは4月にホワイトハウス報道官となったブロンドの美女、ケイリー・マケナニー氏(32)。

「そもそも彼女がトランプを支持したのは“売名”のため。サンダース元報道官も退任後は右派系のニュース番組に引っ張りだこでしたから、彼女も“暴露本”の出版など勝負に出て、政治評論家に成り上がるつもりかもしれません」

 トランプ支持で出世したのは、ワン・アメリカ・ニュース(OAN)のシャネル・リオン記者(30)も同じ。

「OANはトランプ支持者に人気の、極右のニュースチャンネル。ホワイトハウス担当だったリオン氏は、陰謀論めいた質問ばかり連発し、トランプに倣ってマスクも付けないため、記者会を追放されてしまった。トランプなきホワイトハウスに彼女の居場所があるかどうか」

 トランプ氏を支持する弁護士、シドニー・パウエル氏(65)も“陰謀論”で存在感を発揮した一人だ。

「彼女は大統領選の不正を裁判所に訴えていましたが、全て却下された。“選挙で使用された電子投票の機械は、反米だったベネズエラのチャベス政権下で作られたもの”なんて主張ですから、それも当然です」

 終幕まで残り1カ月。

「週刊新潮」2020年12月24日号 掲載