元SMAPの香取慎吾(40)が13日、東京・表参道のスパイラルホールで、同日開幕した、障がい者の芸術文化支援を目的としたアート展「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」(31日まで)のレセプションに出席し、9月8日にジャニーズ事務所を退所後、初めて公の場に姿を現した。

 香取がイベントに出演するのは、昨年9月に都内で行われた「平成28年産宮城米」のイベント以来、約1年ぶりとなる。

 作家を代表してあいさつに立った香取は「皆さんこんばんは。作家の香取慎吾です」と満面の笑顔。「作家と紹介されるなんてすごくおこがましく、しかし正直にすごいうれしいです」と照れた。

 絵画が趣味の香取は「今までたくさんの絵を、自分の心をぶつける場所として描いてきたんですけど、こういう企画展に出展させていただくのは初めて、こんなに素晴らしいアーティストさんの中に自分の作品が飾られるのがうれしいです」と思いを吐露。

 「自分の思い、心が爆発しそうなときに絵にぶつけて、気持ちが安らいでその絵は終わるんですけど、やっぱり作品として、どこか1人でも多くの人に自分の絵を見てほしいという思いはあるんで、僕の絵も、皆さんの作品も、たくさんの方々に見ていただけたらなと思っています」と打ち明け、「僕も何回も来ます。僕とここで握手!今回は本当に参加できて、とっても幸せです」と、舌もなめらかだった。

 イベント終了後、報道陣に退所後の心境を問われると「すごいうれしいです!新しいこと、始まってます」とニッコリ。「これからも、こうしてアートに関わっていきたいです」と話した。

 障がい者や現代美術家らの約500点の作品が出展される中、香取は2010年に油性マジックで描いた「イソゲマダマニアウ」と、14年にデコレーションペンで描いた「火のトリ」を出展。いずれも公開するのは今回が初めてだという。

 「イソゲ−」は、骨になってしまった2人のカップルが、この先を見失ってしまった2人を、別の男性が「まだ間に合う!」と支えてくれているような絵だと説明。

 「火のトリ」は「僕の中では爆発的な、仕事場で描いた絵。頭の中がいっぱいいっぱいになって、ちょっと中断してもらって、その辺にあった段ボールに描き殴ってできたものです。もっと遠くへ羽ばたきたいっていう思いが心の中で煮詰まっちゃったときに絵を描いて、その絵が羽ばたいたときにまた次に進める、そんな絵です」と解説し、「絵の解説をするなんて、やっぱり作家っぽいですね」と笑った。