プロ野球の元監督・野村克也氏の夫人でタレントの野村沙知代さんが8日、亡くなった。85歳だった。所属事務所によると、この日午後4時9分に都内の病院で死去した。

 沙知代さんは福島県出身で、克也氏とは1978年に結婚。二人の間の第一子・克則氏もプロ野球選手に育てた。沙知代さんは克也氏と結婚前から野球場に姿を現すなど、積極的な外交術を展開。タレントとなってからも、「サッチー」と呼ばれ、毒舌風の語り口で存在感を示してきた。

 克也氏は南海、ヤクルト、阪神、社会人シダックス、楽天の監督を歴任。その間は沙知代さんとの“二人三脚”ぶりも注目された。また阪神監督3年目の2001年秋には沙知代さんが脱税容疑で逮捕された翌日に同監督を辞任していた。

 沙知代さんが克也氏と結婚前に外国人男性との間に設けた二人の息子はその後、克也氏の継子となり、通称で団野村氏、ケニー野村氏としてプロ野球やスポーツ関連の仕事に従事している。