米俳優のブラッド・ピット(55)が12日、東京・日本科学未来館で行われた主演映画「アド・アストラ」(20日公開)の来日会見に出席。一部でうわさされている俳優業引退説を否定した。

 ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで俳優業から後退すると発言していたブラピ。“引退”ともとれる発言の真意について「今まで通り心引かれるプロジェクトには参加するつもり」と説明。俳優引退を否定し「これからも演技も製作もやっていく」と作品作りに意欲を燃やした。

 映画は宇宙飛行士が宇宙のかなたで消息を絶った父とその謎を探す姿を描く。主演・製作と二足のわらじで走った日々を「ワイヤでつるされて吐かなくなるまでくるくる回った」と厳しい訓練を明かし「昼間は俳優、朝と夜はプロデューサー。ルービックキューブをしているようだった」と過酷な製作期間を振り返った。

 来日は2年4カ月ぶり12度目。8〜9日に首都圏を直撃した台風15号の影響により、10日に予定していた来日を11日に変更していた。滞在時間は短くなったが「時差ボケで眠いけど東京の街を見たい」と旅の計画を練っていた。

 イベントには、宇宙飛行士の毛利衛氏(71)と山崎直子氏(48)も出席した。