「WBA世界ミドル級王座決定戦」(5月20日、有明コロシアム)

 同級2位の村田諒太(帝拳)が21日、8ラウンドのスパーリングを行った。先月からパートナーを務めているアドリアン・ルナ、ブルーノ・サンドバル(ともにメキシコ)に加え、17日にはパトリック・ディ(米国)とスティーブン・マルティネス(プエルトリコ)も来日し、4外国人選手がスパーリングパートナーという豪華布陣。本田明彦帝拳ジム会長は「ケガで代わりのパートナーを呼んだことはあるが、一度に4人は初めて」と言う。

 ルナとサンドルは村田と対戦した相手。ディは13勝(6KO)2敗1分の24歳。今回村田が王座を争うアッサン・エンダム(仏)が15年6月にデビッド・レミュー(カナダ)と対戦した際にレミューのスパーリング・パートナーを務めた。マルティネスは17勝(13KO)3敗の27歳だ。

 この日はディ、マルティネスと3ラウンド、ルナと2ラウンドの計8ラウンドを行ったが「ジャブは当たったけど、バランスが悪くなって右が出せなかった。修正したい。ただ、8ラウンドやってもスタミナは落ちなかったし、心配はしていない。いい感じだと思う」と反省と収穫を口にした。

 4人のスパーリングパートナーについては「ルナとサンドバルは体が重いしパワーがあるので、もみ合ったときのスタミナをつけるのにいい。あとの2人は横へのスピードがあるので、エンダムがサイドに動いたときの対策ができる」と、感謝した。

 世界戦までちょうど1カ月前となった。「特別な感覚はないけど、あと1カ月と思うとこういう試合になるかな、とか考える」と話していた。