「ロッテ−オリックス」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 先手を取ったのはロッテだった。一回2死無走者から角中が、2−2からオリックスの先発ディクソンのストレートを捉えて、右翼席中段へ先制となる今季1号を放った。昨年9月14日の西武戦(QVCマリン)以来の1発だ。

 ディクソンは二回2死一、三塁、三回1死二塁とピンチを招くものの、真っすぐに多彩な変化球で要所を締めて追加点を許さない。

 オリックス打線もロッテの先発スタンリッジの前に決定打が奪えない。

 150前後の伸びのある速球とスライダー、カーブといった変化球も切れた。一回1死二塁を逃すと、四回までゼロ行進だ。

 五回にマレーロ以下の3連打で無死満塁の絶好機をつかんだ。ストレートに的を絞ってのものだった。だが、若月の遊ゴロ併殺打の間に1点。同点止まりだった。

 六回にも駿太の投手強襲安打から小谷野の死球も絡んで1死満塁とした。

 このチャンスにマレーロは140キロスライダー、T−岡田は130キロカーブに連続三振を喫した。

 続く七回に大城が四球で出塁すると、若月の犠打で一死二塁。ロッテベンチはスタンリッジを諦めて松永の名をコールした。松永は期待に応えて後続を抑えた。

 ロッテもその裏に2番手・近藤に1死二塁と迫ったが、決定打を奪えずに重苦しい雰囲気で終盤戦に突入した。