「広島4−1巨人」(13日・マツダスタジアム)

 巨人・阿部慎之助内野手(38)が史上49人目となる通算2000安打を達成した。

 残り1本として迎えた一戦。第3打席まで無安打だったが、九回1死で巡ってきた第4打席。今村のフォームを右前にはじき返した。一塁ベース上で坂本勇、広島・新井から花束を受け取り、深々と頭を下げた背番号10。試合後、共同会見に臨んだ。

 以下は主な一問一答

 −率直な心境を。

 阿部「多分みなさん、(達成が)東京(次カードの神宮)になるんじゃないかと思っていたと思うんですけど、ホント、打ててホッとしています」

 −史上49人目という偉大な記録。

 「正直、打てると思ってなかったですし、目標にもできるような選手じゃなかったと自分でも自覚していましたし、ホント、打ててしまったなという正直な気持ちです」

 −重圧はあったか。

 「久々にたくさんのマスコミの方が僕に寄ってきていただいたので、そういう重圧はひしひしと感じていました」

 −荷が下りたという感じか。

 「そうですね。あと何日かしたら、新聞も違う内容になっているでしょうし(笑)。僕ももう1回集中してチームに向けて何とか上位に加われるようにやるだけかなと思います」

 −生え抜きでは5人目になる。

 「それはもう、僕が辞めるときにもう1回振り返って、すごい数字を打ったんだなと思って。その時に振り返られればいいかな」

 −家族も来ていた。

 「急きょ来ることになって。(子どもたちは)多分、本当のすごさは分かってないんでしょうけども。もうちょい大人になったときに自慢したいなとおもいます」

 −記念のボールはどうする。

 「とりあえずは子どもたちに触らせてあげて、その後に父親にあげたい」

 −400本塁打も視野にある。次の数字の目標は。

 「400号も近いことは知っていますし、2000本に関しては、しっかり目標も立てないとけないと思いましたし、次は2500本を目指してやっていきたいと思います」

 −今日はどんな1日だったか。

 「不思議な1日になりました」

 −どういう風に。

 「本当なのかなという実感もないですし、そんなにすごいことをやっちゃったのかなとも思いますし、それが今の率直な感想です」