今季25周年を迎えるJリーグの特別企画として、昨季のJ1で優勝した川崎・鬼木達監督と同J2優勝の湘南・チョウ貴裁(キジェ)監督の対談が15日に港区内で行われた。日本代表の手倉森誠コーチもゲスト参加した。

 01年から2季、川崎でチョウ貴裁アシスタントコーチ、鬼木選手という間柄だった2人は、共に現チームでコーチから監督に昇格し、チームを優勝に率いた経験を持つ名将同士。だが、チーム内での選手に対するコミュニケーションや、試合に向けたアプローチなど監督個人の個性が出る部分では千差万別。監督自身の哲学や、昨シーズンをそれぞれの目線で振り返る話題で盛り上がった。

 そしてまもなく開幕する新シーズンに向けた意気込みを聞かれると、川崎・鬼木監督は「公式戦としては(ゼロックス杯、ACLと)連敗スタートになったが、今年は連覇を本気で狙っている。優勝したからといって、急に何かが伸びるわけではない。いろいろな部分の質を上げようとやっていきたいし、根気強くやっていきたい。ブレることなく成長を続けていきたい」と決意を語った。

 一方の湘南・チョウ監督は「楽しみなチームで、僕の想像を超えて欲しい。というか、想像したくないほど」と自身のチームに大きな期待をかける。両チームは第2節(3月2日)に川崎の本拠である等々力で対戦。チョウ監督は「あの日本を震かんさせた川崎さんと、あの等々力で対戦できる・・・」とあおると、鬼木監督も「めちゃくちゃやりづらい。どう来るんですか」と苦笑い混じりで返していた。