「DeNA2−3巨人」(17日、ハードオフエコスタジアム新潟)

 巨人・高橋由伸監督が接戦を制し、安どの笑みを浮かべた。

 先発の山口俊が5安打2失点で、チーム一番乗りとなる完投勝利。133球と熱投した右腕を「スタミナもありますし、最後まで力強いボールを投げていた。ナイスピッチングですね」とたたえた。

 試合前の時点で、チーム防御率4・88はリーグワースト。リリーフ陣も打ち込まれる試合が目立っていただけに、チームにとっても価値ある完投だった。「気合も感じたし、最後までよくいってくれた。カードの頭は大事。いいピッチングをしてくれたのは大きい」とうなずいた。

 攻撃陣は初回、三回といずれも吉川尚がバントミスをするなど、拙攻で五回まで1点どまり。嫌な展開となっていたが、亀井の2号2ランで逆転した。代わったばかりのエスコバーの初球を仕留める一撃に「ベテランらしく、初球で仕留めてくれた」と高橋監督。

 チームは連敗を2で止め、借金は4。依然として最下位にいることに変わりはないが「こういう時はそういう(ベテランの)力は大きい。今日はそういった選手に助けられた」と、投打のヒーローに感謝した。