アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で、日大の守備選手が悪質な反則行為をした問題で、関学大アメリカンフットボール部は16日、15日に受け取った抗議文の返答内容と今後の対応について協議した。17日に兵庫県西宮市内で会見を開き詳細を説明する予定だが、関係者の話を総合すると、十分な回答は得られなかったようだ。

 関学大アメフット部はこの日、抗議文の返答内容と今後の対応について協議した。17日の会見で詳細を説明する予定だが、関係者の話を総合すると、十分な回答は得られなかったようだ。

 10日付で送付した抗議文内の要求は、大きく「反則プレーに対する見解と謝罪」「試合後の監督のコメントに対する見解と謝罪」の2点だった。15日午後8時過ぎに日大コーチが西宮市内の同大学を訪れ、直接、返答の書面を受理。16日に内容について協議した。

 そもそも、関学大側は日大側に「謝罪の意思があるなら責任者が来てほしい。そうでないなら郵送で構わない」と要求していたという。日大からはコーチが来訪し、関学大のスタッフに書面を手渡したが、関学大はこれを“正式な謝罪”ではないと判断し、話し合いなどは行わずに受け取りのみの姿勢を貫いた。関係者によると「納得できる中身ではない」という。

 この日、取材に応じた鳥内秀晃監督(59)は「ノーコメント。明日(会見で)話す」と多くは語らなかった。

 負傷した関学大QBは幸いにも後遺症の可能性は極めて低いとされたが、大事故になりかねない危険なプレー。17日の会見で、返答内容と今後の対応について説明する予定だが、甲子園ボウル優勝最多28度を誇る名門は、毅然(きぜん)とした態度を示し続ける。