阪神の近本光司外野手(25)が、近日中に行われる自身初の契約更改交渉で“赤星級”の大幅昇給を提示される見込みであることが3日、明らかになった。野手ではトップクラスの評価となり、球団幹部は「大幅に期待値を上回った選手は、それなりに評価してあげないと」と説明した。

 今季の近本は142試合に出場し、打率・271、36盗塁、9本塁打。159安打をマークして長嶋茂雄(巨人)が保持していたセ・リーグ新人最多安打記録を61年ぶりに更新した。また、盗塁王のタイトルとセ・リーグ新人特別賞を受賞。球団新人で盗塁王に輝いたのは2001年の赤星以来、18年ぶりの快挙だ。

 赤星は同年オフ、年俸1200万円から2800万増の4000万円と大幅アップ。ルーキーイヤーから華々しい結果を残し、チームに貢献した姿は今季の近本と重なる。

 球団幹部は近本を高く評価した上で「シビアに見ているところもある。それは彼も分かっていると思うので。適正な評価をさせていただきます」と補足した。1年目から猛虎の中心選手となった背番号5。初の契約更改交渉は、多くのファンの注目を集めることになりそうだ。