「イースタン、ヤクルト3(降雨コールド)1ロッテ」(6月30日、戸田球場)

 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜=が30日、イースタン・ロッテ戦(戸田)に先発し1回を三者凡退に抑えた。ただ内容には不満の様子で「雨は関係ない。自分の投球フォームのバランスがいまいちでした」と振り返った。

 まず18年高校日本代表のチームメートで1学年上の藤原と対峙(たいじ)。2球で追い込み、最後は145キロフォークで二ゴロに打ち取った。2番・平沢への5球目には自己最速タイとなる154キロを計測した。

 だがここで雨脚が強まり、一時中断。カウント2−2からの再開には「次の球が難しい」と言いつつも低めいっぱいの直球で見逃し三振。続く菅野は128キロカーブで捕邪飛に仕留めた。前回登板に続き1回を3人斬り。それでも奥川は首をかしげた。変化球の抜けや直球の指へのかかり…。試合後は課題ばかりが言葉になった。

 現在は1軍戦を観戦しており「試合を見ていたら自分もあの舞台に立ちたいという思いがどんどん強くなってきています」。反省も結果も胸に、また新たな一歩を踏みしめた。

 ◆ヤクルト・高津監督(奥川について)「球の走り、力、変化球のキレ、ボールを操るコントロールが抜群。次のステップへ上がっていいと思う。もっと球数、イニングを増やして、いいところも悪いところも見たい」