「西武6−6オリックス」(4日、メットライフドーム)

 オリックスは4月1日以来の5割復帰を目指した試合だったが今季7度目の引き分けに終わった。中嶋聡監督は22人をつぎ込む戦いを終えて「本当に総力戦でした」と疲れた表情を見せた。

 九回には1死満塁の絶好の好機を得るが紅林は一ゴロ併殺打の最悪な結果に終わった。

 「なんとかしようと思ったのがあそこにいっちゃったんで、しょうがない。なんとか外野フライと思ったんですけど、なんとか当てたらあそこにいっちゃったのでしょうがないです」

 責めることはなく、チーム全体の諦めない姿勢を評価した。

 試合を振り返れば逆転を許し、2点差となった八回に飛び出したロメロの同点本塁打が大きかった。

 「1発目がああいう場面で出るというのは彼のスゴさだと思う」

 1番に起用した宗が4四球で出塁し、3番・吉田正の2本の適時打につないだ。

 「いつもいつも出てくれるわけじゃないですけど、ああやってプレッシャーをかけてくれるのは大きい」

 一方でリードを守れなかった先発・竹安には厳しい言葉が並んだ。

 「なんですかねぇ。ちょっとボールを操れていないようにしか見えない。非常にもったいない。調整してほしい」

 今季初登板の金田、村西らリリーフ6投手をつぎ込んだ。

 「連戦になってるのである程度、球数とか考えていたときにいろんな投手が出てきてくれるのを待っている。なかなかピタッと抑えるのがなかった。K−鈴木とか村西のボールは楽しみだと思います」

 7度目の引き分けは勝てなかったのか、負けなかったのか。

 「お互いなんですけど。しのぎ合ってこんなゲームになってしまったんですけど、負けなかったと思って明日頑張りたいと思います」

 5日は先発に山本由伸をたて、5割に挑戦する。