「阪神−広島」(17日、甲子園球場)

 1点を追う阪神が、梅野隆太郎捕手(26)の適時打を含む3連打で、一気に逆転した。

 「ウル虎の夏」で黄色く染まった甲子園が大歓声に包まれた。1点を追う四回だ。2死、鳥谷がこの日2本目となる中前打で出塁すると、続くドラフト5位ルーキーの糸原(JX−ENEOS)が4球目を捉え、打球は右翼・鈴木を大きく越えた。この当たりに、スタートを切っていた一走・鳥谷が一気に生還。ベテランの一打と、ルーキーの適時二塁打で試合を振り出しに戻した。

 ここぞという場面で勝負強い打撃を見せた糸原は「次につなぐ意識で打席に入り、インコースのボールでしたが、思い切って打ち返すことができました」と振り返った。

 なおも続くチャンスで、8番・梅野が2球目、140キロの直球を左前へはじき返した。首位・広島を相手に一気に逆転した。梅野は「1打席目にシュートでダブルプレーを取られてしまったので、少し頭に入れて打ちに行きました。次の打順が(投手の)ランディ(・メッセンジャー)さんだったので、なんとかランナーを返すことができてよかったです」とコメントした。