「全国高校野球選手権・2回戦、三本松9−4下関国際」(13日、甲子園球場)

 異色の経歴を持つ指揮官が率いる三本松(香川)が、下関国際(山口)を下して甲子園初勝利を挙げた。

 初回に1点を先制した三本松は、二回に主将の6番・渡辺裕貴捕手(3年)の左中間ソロ本塁打で1点を追加。中盤以降も着々と加点した。エース右腕・佐藤圭悟投手(3年)は、140キロ前後の直球と鋭いスライダーを武器に好投した。

 三本松を率いる日下広太監督(33)は同校OBで、順大卒業後に独立リーグのBCリーグに進み、石川と新潟で計4年間プレーした。甲子園初勝利に「選手をほめたいと思います」と静かに喜びをかみしめた。「慌てることなくどっしりいこう」、「相手が点をとった後がうちにチャンスがくるよ」といったアドバイスで選手たちを落ち着かせムードをつくっていった。

 積極的な打撃、走塁で得点を重ねた。「いなかの子ですから臆するところもあるかもしれないということで、積極的に手数を増やしていこうと話していました」と、振り返った。