「セCSファーストS・第1戦、DeNA−阪神」(5日、横浜スタジアム)

 一度は絶望視されたCS出場を怒とうの6連勝で勝ち取った。チームの雰囲気は当然、いいと思う。だから、横浜に乗り込むからといって、過剰に意識する必要はない。選手、ベンチも含めて、シーズン最終盤のような戦い方ができるかに尽きるのではないか。

 このCSにおいてカギを握るのは、ガルシアだと見ている。中に入って、第2先発的な役割をしっかりとこなしている。先発が早い回で崩れた時、序盤の好機で投手に打順が回ってきた時、ベンチは迷わずに投手交代を告げ、代打を送るべきで、早め早めの継投策に踏み切るのが勝利への近道だといえる。攻撃的采配での早めの投手交代は、先発投手も納得できるもので、次回にもいい形でつなげることができる。

 9日からファイナルSが始まることまで考えれば、巨人にアドバンテージの1勝があることを含めて、できれば連勝での突破が望ましい。先発を3枚使って挑むより、1枚でも残しておいた方がいいに決まっているから。

 ただ、選手は先のことを考えず、目の前の試合に全力を注げばいい。負けたら終わりというレギュラーシーズン最後の3連戦のように、目の色を変えて1球に集中してほしい。勢いは確実に阪神にある。