「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)

 第4クールを見て、まず井上の打撃フォームが気になった。上体に力が入り、重心が上にある。コマで例えるなら重心が上だとすぐに倒れてしまう。重心は下の方がいいのだ。

 修正方法の一つは相撲の四股。昔、中西太さん(西鉄)が重心を落とす目的で四股を踏んでいた。内野でノックを受けるのもいい。ゴロ捕球は重心が下がるためだ。

 投手陣では、高橋が16日の楽天戦後に右脇腹の筋挫傷となった。他に秋山や青柳らも紅白戦や練習試合で登板しているが、この時期に主力投手に登板を重ねさせるのは早いのではないだろうか?

 一方、守備はキャッチボールの遠投の距離が短い。既に第4クールだっただけに、フェンス近くまでの距離を投げているものだと思っていた。距離をフェンス際まで伸ばした方がいいと思った。

 さらに注意点は走者一塁でのケース打撃だ。捕手が投手へボールを返球する際、二塁手と遊撃手はランナーに背を向けて守備位置に戻っている。これでは走者にスキを突かれて進塁されかねない。

 左翼手からの本塁送球プレーでは遊撃手が三塁カバーに入っていなかった。走者が三本間で止まった場合を想定しなければならない。細かい所で勝負を分けることもあるのだ。